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スマートウォッチは本当に来るか?



アップルがスマートウォッチを出す、動機と時機」というWIREDの記事によると、Appleのスマートウォッチは、もはや、ifではなく、whenやwhyの段階に来ているという。

2017年にはスマートウォッチの市場は9000万台と予測され、すでに参入メーカーもある。つまり、機は熟したというわけである。実際、Appleも過去には時計として使えるデザインのiPod nanoを発売しているし、しかも、そのラインアップは今はなぜか消滅。

そう考えると、確かにAppleはスマートウォッチに着手しているのではないかと思えてくる。環境も整ってきた。ブルートゥースはバージョン4.0になって大幅な低消費電力が図られたし、iPhoneとのテザリングも可能になった。操作面ではsiriのインターフェースが役立つだろうし、裏表関係のないlightning端子も、なるほど、スマートウォッチにはピッタリだ。

もちろん、ジョナサン・アイヴ率いるデザインチームなら、超クールなデザインが期待できるし、ここでもアルミから削り出すユニボディの技術が役立ちそうだ。

2010年4月に初代iPadが登場して3年。タブレット関連は確かに急激な市場の拡大をしてきたが、3年間のAppleの商品群を見たとき、商品デザインをゼロから構築しなければならなかったのは、iPadだけではなかったか? つまり、ジョナサン・アイヴにはもっとやるべきことがあったのではないか? そして、それは、もしかすると、スマートウォッチなのではないかということだ。

ちなみに、腕時計にもなる第6世代のiPod nanoは2010年10月。つまり、iPadを世に送り出したときには、すでにスマートウォッチというイマジネーションはAppleにあったに違いない。そして、もちろん、それをスティーブ・ジョブズは知っていた。

もしかすると、Appleから出るであろうスマートウォッチはジョブズ最後の、渾身の製品になるかもしれない。

iPhone5のホームボタン問題。



IPhone5用の保護ケースや画面保護シートが流出した問題で、そのデザインから今度のiPhone5ではホームボタンが横に長くなるのではないかという噂が流れている。
古くからのiPhoneユーザーは丸いホームボタンに強い愛着があるため、そうした基本的な部分を変更すると思えないという願望に近い声も聞こえてくるが、僕は横長はアリだと思う。もちろん、物理的な横長ボタンではなく、タッチパネルでの搭載だ。

そもそも、従来のホームボタンは、故障が多いうえ、誤動作(ポケットやカバンの中で勝手に押されてしまう)や誤操作(ゲーム中に間違って押してしまう)が起きることもあった。しかし、それより何より、タッチパネル端末として、こうしたハードボタンをなくしていくのは必然という気もする。

そもそも、Appleは、初代iPodで人気だったホイールスクロールをタッチホイールに変え、今ではそれすらも廃止しようという割り切りのいいメーカー。iPhoneのホームボタンがタッチボタンになっても、まったく不思議はない。問題は、それによってどんなメリットがもたらされるかだ。

まず、Appleにとっては、全世界的には膨大な数になるであろうホームボタンの修理から解放される。そして、我々ユーザーにとっては、次のようなメリットが考えられるのではないだろうか。

(1)iPhoneのロック解除が、横長のタッチボタン(少し窪んでいるはず)を横になぞるだけで済むようになる。つまり、ワンアクションでロック解除。
(2)カメラのズームが、このタッチボタンのスライドで可能になる。
(3)もしかしたら、ホーム画面の切り替えや、Safariの画面のスクロールも可能になるかも。
(4)ゲーム中にタッチボタンをオフにしすることで、誤操作を防げる。また、ゲームのトリガーとしても使える。
(5)ダブルタップやマルチタッチで、機能を追加できる。

と、短時間でもかなりのメリットが思いつく。他にも、ジェスチャーでアプリを起動させたりできそうだ。

というわけで、僕はiPhone5のホームボタン横長化に一票なのだが、一体、実際はどうなることやら。10月が楽しみだ。

Bluetoothヘッドセット、SBT03を購入。

iPhoneがiOS4.1になり、これまでできなかったBluetoothでの曲送りに対応したので、急にBluetoothヘッドホンへの興味が再 燃。結局、シグマA・P・OのSTB03を買ってしまった。

本機は分類上はBluetoothヘッドセットになるが、 A2DP/AVRCPに対応しているので、通話だけでなく、音楽も聴ける。また、著作権保護機能のSCMS-Tにも対応し、ワンセグだってOKだ (iPhoneには関係ないが)。問題は片耳仕様という点だが、僕は逆にこれがいいと思っている。確かに、音楽をステレオでは楽しめないけれど、僕が通勤 中に使うのは、せいぜい1時間(しかも、電車に乗っているのは往復で20分程度)。音楽はあくまでもBGMとして聴ければいい。

実は、し ばらくの間、Apple純正のカナル型イヤホンも使っていたけれど、正直、カナル型は密閉性が高過ぎて、電車内はともかく、道路を歩いているときに使うの はちょっと怖い気がしていた。しかし、このSTB03なら、片耳仕様ゆえ、周りの音もよく聞こえるから安心。それに、コンビニや飲食店に入ったときでも、 わざわざイヤホンを取り外すなんてことをする必要もない(ちょっと変な人かもしれないが)

で、その使用感だが、本体には電源ボタンと音量 のアップ/ダウンボタンしかないため、すべての操作はこれらのボタンの長押しや複数回押しで対応するしかなく、これがけっこう煩わしい。例えば、曲送りは 音量アップボタンの長押し、リダイヤルは電源ボタンの3回押し、電源オフは電源ボタンの長押しといった感じで、未だに、全部は覚えていない。

も う一つは、充電がクレードル経由のみという点。充電時間が約2時間、連続待受時間が約100時間、連続音楽再生時間が約4.5時間と、小型な割に性能は標 準的なのだが、クレードルがないと充電できないのは痛い。しかも、クレードルにつなぐUSBケーブルはクレードル接続側が特殊仕様になっていて、充電する には、クレードルと付属のUSBケーブルを持ち歩かなくてはならない。

そのほか、耳に装着する部分がちょっと甘く、フィット感に欠く。し かも、そのために、音量不足を感じるシーンが多々ある(電車内など)。などなど、正直、不満点は少なくない。しかし、片耳で音楽を楽しめるタイプは意外に 少なく、持ち歩きの邪魔にもならないので、現在はSBT03を愛用中。後継機は、ぜひ上記の問題を解消して、発売してほしいものだ。

iPhone 4が来て、1週間。


iPhone 4が手元にも来て、1週間になる。ブログやTwitterを見ると、iPhone 4のデザインや質感、こだわりに対する賞賛の声が目立つ。もちろん、僕もiPhone 4の精緻なまでの作り込みは素直にすごいと思うが、半面、日常使いの商品としては高級感がありすぎて、気軽に持ち歩きにくいとも感じている。
個人的には、iPhone 3GSのラウンドしたプラスチックボディが気に入っていて(ハイグレードカジュアルな感じ)、愛着もあったし、iOS 4にアップグレードしてからは、使いやすさもグーンとアップ。正直、iPhone 3GSのままでよかったかもと、思うことも少なくない。
そして、そうした気分に拍車をかけるのが、iPhone 4用ケースの少なさだ。iPhone 3Gのシリーズはすでに2年が経っていて、そのケースの種類の多さは尋常ではない。まぁ、それでも、気に入ったケースに出会うには、僕の場合、1年以上かかっているのだが(買ったケースは両手くらいか……)、iPhone 4でも同じことを繰り返すかと思うと、ちょっといたたまれない。
とはいえ、気に入ったケースが出るまでiPhone 4を裸で使う勇気はないので、一昨日、iPhone 4用の2個目のケース(もう2個目かい!)として購入したのが、上の写真にあるSoftbank Selection「ELANFOLIO Wallet for iPhone 4ブラック」だ。なんと3980円もするのに、ビックカメラにもヤマダ電機にも触れるような見本はなく、中身も見ずにこれを買うのは、一種の掛けみたいなものだった。
で、結論からいうと、掛けには負けた。iPhone 3GSのときもSuicaカードなどが入れられる革製のケースを愛用していたのだが、それはiPhoneを四隅のプラスチックで固定するタイプ。しかも、画面を保護するフリップは縦開きだったため、何気に使いやすかった。ところが、今回のケースはフリップが横開きで、iPhoneは画面部分がくり貫かれた革の筒に横から入れる方式。そのため、写真は撮りづらいし、画面の縁をけっこう厚さのある革が覆ってしまうため、文字入力もこのうえなくしづらい。
しかも、フリップをホックで留めるようになっていて、ただでも革製で厚いケースが無駄に厚くなっているのもいただけない。僕は、普段、ジーンズのケツポケットにiPhoneを入れているのだが、これまでよりもケースが厚くなったのに加え、ホックがポケットにひっかかるため、出し入れしにくくて困る。
それと、横開きが不便だと痛感したのは、片手ではかなり持ちにくいということ。しかも、ストラップホールも付いていないので、片手だと、ちょっとしたことで落としそうになる。結局、僕は悩んだ挙句に、自分でストラップホールを付けたのだが……。

というわけで、個人的には、できるだけスリムで、Suicaカードが収納でき、かつストラップホール付きのまともなケースが欲しい。革にはこだわらないし、フリップも不要。とにかく、上記を満たすようなケースを一刻も早く、どこかで作ってもらえないだろうか?

iPhone 3GSの液晶パネルを自分で交換 その2。

超大事に扱っていたiPhone 3GSのフロントガラスが割れてしまった! と思ったら、実はフロントガラスはなんともなく、問題があったのは液晶パネルだったという話が前回。結局、7000円近く払って買ったフロントガラス&デジタイザーは無駄になってしまった。

というわけで、しばらく間が空いて、今度は液晶パネルの交換にトライすることにした。ネット調べると、現在、最も安くiPhone 3GS用の液晶パネルを買えるのは、iLab PC Factoryで、なんと6800円。が、待つことの嫌いな僕は、今回も秋葉原で買うことにした。前回のセルスタ・Rは9800円。ほかに、秋葉原モバイルも保守パーツの扱いを始めたということで行ってみると、やはり9800円。悩んだ挙げ句、秋葉原モバイルで9800円で液晶パネルを購入。

一度、iPhone 3GSを開腹しているので、2度目は気持ちは楽。ただし、気をつけたいのは、内部のネジが極小でなくしやすいため、外し終えたらガムテープなどにくっつけておくこと。それから、フロントガラス&デジタイザーと液晶パネルの間にホコリが入り込まないよう、エアダスターを用意しておくことだ。手順は前回のとおりで、iPhoneを3枚におろしたら、液晶パネルを新しいものに交換する。

ちょっとてまどったのは、液晶パネルにも金属フレームが粘着テープで接着されており、これは既存のものをはがして使わなければならないという点。古い液晶パネルからはがすのは問題ないが、それを新しい液晶パネルに貼らなければならない。新しい液晶パネルを保護しているシールをはがすと、すでに粘着テープが仕込まれているので、そこに金属フレームを載せる。よくみると、フレームの2ヵ所に穴があり、それを液晶パネル側の突起に合わせるようにセット。これで、準備はOKだ。

あとは、再び元に戻す作業。とにかく、ホコリに気をつけ、慎重に元に戻していく。iPhoneの電源を切らずにやったため、途中、メールが来て、ブルッといったのにびびったが、それ以外は問題なし。コネクタの接続もさすがに2度目なので、それほど時間はかからなかった。というわけで、所要時間はざっと30分。今回は、無駄になったフロントガラス&デジタイザーと追加で買った液晶パネルを合わせ、出費はざっと1万7000円。う〜ん、これなら、SBMで新品に交換してもらっても大差なかったか……。

とはいえ、これでiPhoneが修理できる度胸はついた。iPhoneの修理(といっても、フロントガラスや液晶パネルの交換レベル)はとにかく部品が細かいだけで、何か特殊が技術がいるというわけではない。実際、僕は特にハンダ付けができるとかそういうわけではないので、ちょっと興味のある人は、自己責任でトライしてもいいかもしれない(失敗したら、修理専門のショップに泣きつこう)。

iPhone 3GSの液晶パネルを自分で交換 その1。


ゴールデンウィークに京都のカミさんの実家に帰省していたときのこと。常に肌身離さず持ち歩いているiPhone 3GSをふと見ると、画面右下、ちょうど電話アイコンのあるあたりが何だか滲んだようになっている。そして、表面を光によーく当ててみると、1本の筋のようなものも見える。「あ、ガラスパネルが割れちゃったかも……」

これまで落としたりしたことのないiPhone 3GSなのに、どうしてこんなことが! と思ったがそれは後の祭り。とりあえず、どうすべきかを真剣に考えた。手っ取り早いのは、SBMかApple Storeに持ち込んで修理すること。ただし、これだと2万2800円(!)かかる。次に、見つけたのは、最近増えているというiPhoneの修理屋さんを使うこと。こちらは大体1万3800円前後かかる。ガラスパネルだけの交換の場合、3Gは7800円で済むが、3GSはガラスパネルとデジタイザーが一体となっているので、この値段。そして、最後の選択肢は、パーツだけ取り寄せて自分で修理する作戦だ。実は、最近はiPhone用の保守パーツも純正のものが流通していて、これを使えば、さらに安く済む。ちなみに、3GSのガラスパネル&デジタイザーは6800円だ(iLab PC Factory の場合)。

ネットを調べると、自分で修理する人も多いようだし、情報も豊富なので、もう心は自分で修理する方向に固まった。で、東京に帰って、早速、向かったのが秋葉原。先の iLab PC Factoryに注文してもよかったのだが、時間が惜しかったので、秋葉原をいろいろ探して、セルスター・Rでガラスパネル&デジタイザーをゲット。値段は6980円だった。で、その晩、早速、自宅にてiPhoneの分解作業。さすがに、これは緊張した。
手順としては、
(1)iPhoneボディ下部にあるネジを2本外す(ドライバーはプラスでサイズ00)。
(2)表面のパネルにお風呂場のタオル掛けで使われている吸盤を付けて(なるべくホームボタン寄りに付ける)、ぐいっと上に持ち上げる(この際、パネルが浮く程度でストップ)。
(3)さらに、静かにパネルを70度くらいの角度まで浮かせると、奥に本体とパネルをつなぐコネクタが見える。
(4)コネクタは3本で、番号が付いているから、番号順に外していく。
(5)コネクタの1と2は、上から押しつけてはめるような仕組みなので、マイナスドライバーなどで、持ち上げるようにして外す。
(6)コネクタ3は、薄いシート状のものがスロットに刺さっており、しかもロック(色は白)がかかっている。そこで、このロックを寝ている状態から上に上げてから(これもマイナスドライバーで行う)、シート状のコネクタを抜く。
(7)これで、ガラスパネル&デジタイザーと液晶パネルが本体側と分離する。
という流れ。慣れるとなんてことないが、最初はビクビクだ。

次の手順は、ガラスパネル&デジタイザーと液晶パネルの分離。
(8)本体と分離したパネルには、左右側面に計5ヵ所と裏側上部に1ヵ所、ネジがあるので、まず、それを外す。
(9)液晶パネルはガラスパネル&デジタイザーに付いている金属のレールにはまっているので(先のネジはこの部分を止めいるわけだ)、すき間にうまくマイナスドライバーなどを差し込んで、グイッと浮かせる(ここは特に慎重に)。
(10)うまくいけば、これでガラスパネル&デジタイザーと液晶パネルも分離できる。

が、悲劇はそこから起こった。なんと、ガラスパネル&デジタイザーをよ〜くみると、まったく割れていない。そうなのだ。1本の筋のようなものが付いていたのは、液晶パネル側だった。つまり、せっかく分解したのに、直せないということ。軽くショックを受けた後、開腹した患者の腹を閉じる医者のように、iPhoneを元に戻したのであった。 

長くなったので、続く。
なお、今回はこちらのサイトを参考に修理してみました。
tomu blog iPhone 3GS 液晶パネル交換

iPadがドコモで使える!? ということは……。

 読売新聞のニュースサイトから。

 NTTドコモが、米アップルの新型情報端末「iPad(アイパッド)」の日本での発売に合わせ、「SIMカード」単体での販売を検討していることが30日、明らかになった。

 今後、海外で一般的なように、通信会社と携帯端末を利用者が自由に選ぶことができるきっかけになる可能性もある。

 国内の大手通信会社がSIMカードを単体で販売するのは初めて。ドコモは、アイパッド利用者の通信需要の取り込みを狙う。

 アイパッドは、電子書籍やゲームなどのコンテンツ(情報内容)を無線LANや携帯電話の通信機能を使って入手する仕組みだ。携帯電話の通信機能を 使う機種は「SIMフリー」の仕様で、SIMカードを別途購入する必要がある。ドコモは、この機種が発売される6月以降に合わせてSIMカードを販売する 方向だ。

他紙ではまだ報じていないから、どうやら読売のすっぱ抜きっぽいが、これって本当だろうか?
記事ではSIMロックフリーが一般的になる可能性もあるという書き方をしているが、個人的には携帯電話端末についてはまだまだそんなことは起きないと思う(日本では)。今の携帯電話のビジネスモデルに慣れたほとんどの人たちが、わざわざSIMを入れ替えてまで使うとは思えないし、大方の人は手持ちの端末で満足しているからだ。それに、そもそも今回のiPad用microSIMって、データ通信専用ではなかったか?(あと、3Gモデルの発売は6月でなく4月)

で、データ通信専用ということでいうと、すでにNTTドコモは、MVNO向けにデータ通信カードや通信回線網を提供しているから、個人的にはiPadもそんな展開があるのではないかと思う。つまり、日本のMVNOである日本通信やNifty、NTTコミュニケーションズ、ぷららあたりが、iPadとのセット販売に乗り出す可能性が十分に考えられるということだ。そして、もちろんそんなことを他社がだまって見ているはずもないので、当然、ソフトバンクモバイルもイーモバイルもmicroSIMカードを発売。そして、データ通信はいよいよ価格競争に突入していく……。

そして、考えられる究極の姿は「iPadが1台100円!」という状況だ。音声通信は最早いっぱいいっぱいだが、日本のデータ通信はまだまだ未開拓であり、そのぶんユーザーにも余裕がある。これまではノートパソコンでデータ通信をするのはビジネスマンや物好きの人向けだったかもしれないが、もしかすると、iPadはデータ通信の裾野を広げるという点でもかなりの役割を果たすかもしれない(ネットブックがそうだったように)。

特に注目は、今、PoketWifiが人気のイー・モバイルだ。現状、PoketWifiの端末価格は3万9580円だが、2年契約なら5980円で買える。そして、もし、iPad 16GB(629ドル)が日本で6万4800円で発売されたら、同じ計算で行くと、3万1200円で手に入ることになる。ちなみに、PoketWifiをにねんMというプランで契約すると、毎月の維持費は1400〜5380円。iPadはほとんど無線LANでしか使わないが、いざというときように3G回線も欲しいという人は、iPad 16GBを3万1200円で手に入れたうえ、月々1400円で維持できるということになる。

実際には、1400円×24ヵ月の3万3600円が見かけ上、割引されるだけなのだが、仮にiPadを買って、2年間まったく3Gデータ通信をしなかったとしても、2年間の出費は変わらない。そうなると、iPad 16GBが3万1200円というインパクトしだい。個人的には2万9800円くらいが目を引く金額だと思うので、APPLEがiPad 16GBを6万3400円で販売すれば、すべて解決。実際、今のレートでは十分にありえる話なので、個人的にはiPadの3Gモデルを4月まで待って、そして、見事、2万9800円で手に入れてみたいものだと思う。

iPadとソニー・エアボード。



昨夜、iPadのプレゼンテーションを見て、軽い既視感に見舞われた。
僕は、これに近い商品をどこかで見たことがある。タッチパネル液晶を持ち、ネットにメール、動画に写真が楽しめる……。実はこれ、10年前に発売されたソニーのエアボード「IDT-LF1」そのものなのだ。
長文だが、当時の発表資料を引用してみると、こんな感じだ。
本機は、タッチパネル付き10.4型液晶パネルを搭載したモニターと、インターネットや電子メール、テレビ放送やビデオなど多彩な情報とつながるベースス テーションで構成された、全く新しいコンセプトのエンターテインメントシステムです。最新ワイヤレス通信技術、インターネット通信技術やデジタル動画圧縮 技術(MPEG2)を採用し、ベースステーションとモニター間で動画を伝送します。これにより、モニターを持って移動すれば、インターネットやテレビ放 送、ビデオを家中のどこからでもタッチパネルの簡単操作で楽しむことができます。また、家族が各々メモリースティックを持つことで個別にメールを管理でき る“ミーメール機能”や、デジタルカメラなどで撮影した静止画見たりすることができる電子アルバム機能を搭載しています。
 本機は、既存の情報機器にはない家電感覚の手軽さや使い勝手を実現することで、社会的に認識されつつあるデジタル・デバイド(情報格差)を解消し、PCを使ったことがなくても様々な情報に手軽にアクセスすることが可能となり、新しいネットワーク利用の可能性を大きくするものです。当社は、本機 を「ホームモバイル」という新しいコンセプトのもと、IT(情報技術)の普及に貢献すべく広く訴求していきます。
エアボードは、2000年9月28日発表。今からなんと10年も前に発表された商品ながら、コンセプトはとてもしっかりしている。ただ、エアボードの登場が早すぎただけだ。ちなみに、このエアボードは10.4型、800ドット×600ドットの感圧型タッチパネルを採用し、ベースステーションとは独自のワイヤレス方式で通信(無線LANも一般的でなかった!)。そして、なんとベースステーションとインターネットは56Kモデムで接続されていた。まだ光ファイバーも、無線LANも、iPodもYouTubeもなかったころに、こんな商品を開発したソニーの(当時の)先見性は大したものだ。

そして、iPadの発表である。
エアボードを知るものとしては、10年間の進化って、こんなものなの?  という気がしないでもないが、たぶんAppleの描く未来は間違っていないと思う(そして、エアボードとは比べものにならないほど美しい)。昨夜のジョブズのプレゼン、ひいてはiPadそのものに物足りなさを感じた人も多いようだが、iPadはiPhoneと同じiPhone OSを使ってはいるものの、iPhoneの延長線上にある商品ではない。そもそも、iPhoneは一人一台があたりまえの携帯電話市場で、携帯電話からのリプレースをねらった製品。それゆえ、すでに3000万台以上出荷しているわけで、それと同じようなインパクトをiPadに求めるとしたら、それはお門違いだ。

実際、iPadは、昨日のプレゼンでジョブズが説明したように、iPhoneとMacの間を埋める商品である。僕はそのすき間にiPhoneやMacを超える需要があるとは思わないし、それはAppleとて同じことだろう。つまり、iPad第1号はその辺を確かめる商品という気がする。そもそも、ソニーのいうところの「ホームモバイル」と、ネットブックに代表される「リアルモバイル」のどちらにより大きな需要があるのか、それすら明確ではない(個人的には、この両方を相手にしないと商売は難しいと思うが)。

では、そんなすき間を埋める商品に、Appleは、なぜMac OSではなく、iPhone OSを採用したのだろうか? これについては、僕もいろいろと考えたが、「もはや、市場はそこしかないから」という結論に達した。もちろん、iPadにMac OSを載せるという選択肢もあっただろうが、Mac OS自体はパソコンのOS自体の数%のシェアしかなく、ここでMac OS搭載のiPadを出したとしても、それはタッチパネル対応のMacが出ましたというニュースでしかない(キーボードのないネットブックになってしまうし)。それよりは、今、飛ぶ鳥を落とす勢いのiPhoneの知名度を生かし、その大きい版が出たとアナウンスしたほうが、世間での注目度は高い。実際、今や、Macはよく知らないが、iPhoneは知っているという人のほうが多のではないだろうか?

また、iPhoneというのは、よくも悪くも受動的な端末で、とにかく、ほとんどの行為はブラウズやダウンロードが中心だ。一方、パソコンの場合は文字やイラストを入力し、映像や写真を取り込み、それを出力するという能動的な行為が多くなる。が、AppleはiPhoneの成功から、パソコンではない(能動的ではない)「モバイル」の形を模索しようとしているのではないだろうか? それゆえ、iPadはMac OSではなく、iPhone OSを採用した。そして、そうでなければ、わざわざAppleが遅れて、このすき間に参入する意味がない(Mac OS搭載ネットブックを喜ぶ人もいるだろうが、そんな人はごくわずか)。

とまぁ、以上のような感じで、とりあえずiPadを消化することにした。もちろん、それでもなお、iPadは本当にこれでいいのか? という気持ちは解消されない。きっと、これは日本での発売まで続くだろう。iPadはそれくらいわかりにくい製品だが、それはチャレンジしている裏返し。そういう意味では、iPadは実にAppleらしい製品なのかもしれない。

iPhoneはキーボードの夢を見るか? その2

 前回、「iPhoneはキーボードの夢を見るか?」という記事を書いてから、2週間ほどしかたっていないのに、もうポメラDM20の連結QRコードに対応したQRコードアプリ(もちろん、iPhoneアプリ)が登場した。
 そのQRコードアプリはQRcoderといい、どうやら純国産アプリのようだ。実は、この作者には、先月、「ぜひ連結QRコードに対応してほしい」とい うメールを送ったばかりなのだが、多少はそのプッシュも効いたのか、本当に驚くほどの速さでの連結QRコードへの対応となった。
 「ポメラの連結QRコードをこのソフトで読めた、読めない」とネットではいろいろな書き込みを見るが、僕が試した範囲では、DM20の連結QRコードに対応しているアプリは、今のところ、QRcoderを除いて、存在しない。定評あるOptiscanもQuickMarkも連結QRコードはダメだった。一方、QRcoderは、使い勝手こそOptiscanやQuickMarkに劣るが、DM20で入力した長文がiPhoneへ取り込めるという1点で、実に存在価値がある。
 QRcoderはiPhoneとDM20の間にかかった架け橋のようなもので、これで、いよいよパソコンがなくても、ちょっとした出張や旅行ならなんとかなりそうが気がしてきた。これまでも、1000字以下の文章やちょっとした企画書はiPhoneでこなしてきたが、今後は大半の文章をDM20で作成できそう。強いていうなら、筆者がメールで送ってきた原稿をiPhoneで受け取り、それをDM20に転送し、原稿整理。さらに、それをiPhoneに戻すなんてことができれば、最強なのだが、ここまで行くとニッチすぎるし、そもそもiPhoneで受け取った原稿をDM20に送るソリューションが思いつかない。
 まぁ、これについてはマイクロSDカードスロットがiPhoneに搭載されないかぎり無理だし、ここまでするなら、パソコンを持ち歩けばいいだけの話という気もする。

※以上は、ポメラDM20にて原稿を書き、それをQRコード表示させ、iPhoneアプリのQRcoderで読み取り、それをモブログしたものです。

iPhoneはキーボードの夢を見るか?

キングジムからポメラの第2世代モデル、DM-20が発表になった。4型から5型へと大画面化を果たし、メモリーも増強。1ファイルの最大入力文字数は8000字から2万8000字へと格段にアップ。管理できるファイル数も1000ファイルに増えている。

しかし、そんな基本性能の向上よりもiPhoneファンが注目しているのは、入力した文書のQRコードへの変換機能だ。早速、ブログネタになっているようなので、詳細はそちらを参考にしてもらうとして、僕がおもしろいと感じたのは、iPhoneユーザーほど、ボメラに興味深々という点だを。

キーボードのないiPhoneのユーザーが、キーボードが売りのボメラに憧れるというのは、まるで片想いの恋のように切ないが、今回のDM-20はそんなiPhoneユーザーの恋い焦がれる気持ちをくすぐるかのように、QRコード変換機能を採用。初代のDM-10では願っても実現しなかったポメラとiPhoneの連係に一筋の光明をもたらした。

もちろん、今あるiPhoneのQRコードアプリでは、DM-20のQRコード変換機能を存分には生かすことはできないが、こうしたiPhoneに対するポメラの思わせぶりな態度は、いずれiPhoneアプリ開発者の耳にも届き、必ずやポメラとiPhoneの完全連係 が実現するに違いない。
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