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PDAという幻想。

カシオの新型ケータイ、W31CAにしてから1ヵ月。なんとこの間、あれほど頼りにしていたザウルスに、まったく触れていない。で、たまには使ってやろうと思ったら、バッテリーが切れていた……。
約1ヶ月間、ザウルスに触れずに思ったことは、PDAってそんなに使わないものだっけ? ということ。スケジュールからアドレス、辞書に電子書籍、音楽に写真など、自分のよく使う情報を一台に収めて持ちけ歩けるというところにPDAの良さがあり、それが一種の安心感でもあったわけだが、いつでもネットにつながるW31CAになってからは、なぜか、そうした強迫観念がなくなった。
一時期、PDAを外部脳と呼ぶことが流行ったが(一部でだが)、そういう意味ではインターネットほど強大な外部脳はない。それと、PDAはある時、動画や音楽が再生できるエンターテイメントマシンを目指したこともあったが、iPodの隆盛を見て思うのは、単に何かができるだけじゃダメということだ。ユーザーの支持を受けるには、圧倒的でなければならない。それは、容量にしても、使い勝手にしても、デザインにしても……。
最新のザウルスは、4GBのHDDを搭載し、音楽も楽しめます、デジカメ画像も持ち歩きけます、電子辞書も入っていますとアピールするけれど、どれも中途半端。そのくせ、ネットにつなげようと思うと、お金がかかるし、無線LANも内蔵していない。
とまぁ、そんなわけで、今や、W31CA一台&メモ帳で運用している僕だったりするのだけれど、これはこそれでなんとかなっている。うーん、やっぱり、PDAって幻想だったのかもしれない。特に、僕のように、世の中がアナログからデジタルへとダイナミックに変わる時代に翻弄されてきた人間にとって、PDAとかミニコンピュータとかには、近未来的な憧れがあったのは否定できない。
しかし、ケータイがネットにバリバリつながるようになり、もはや、時代はそんな古い憧れの遥か先を行っているのかもしれない。

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