ミニチュアダックス犬・サイゾーと暮らす
この天候といい、パートナーといい、何が起こってもおかしくはなかった。そしたら、やっぱり起こった。リスニングのトラブルである。私が担当した部屋は、40人ちょっとの受験生。そこで、なんと2件ものマシーン・トラブルがあったのである。1件目は、試験開始前。イヤホンの接触の問題らしく、音が途切れるという。すぐさま、とっておきの予備ICレコーダーに交換。どうにか、試験開始に間に合った。ほっとしたのも束の間、「始め!」のかけ声を、あげて一息ついたら、30秒後に一人の受験生の手がすううううう!!と伸びた。
一斉センター入試の不祥事について追記。ICレコーダーでもパソコンでも拳銃でも、50万個あれば、ある割合で不良品が含まれるのは常識。全数チェック(メーカーはやったはず)しても、チェック後の配布時の衝撃などで不良が発現する可能性がある。だからトラブルを回避するためには、試験開始前に着用させ、たとえば3分間「使用の注意」などテスト音声を流し、軽く叩いたりなんかもさせて、不具合が出たものはその場で交換する。それで試験を始めて、途中で不良となったものは、ただちにその場で交換する。以上の手続きを踏むしか方法はなく、そのようにすべきだということは、始める前からわかっていることです。やらなかった理由は、ただバカだからでしょう。
先日のセンター試験・英語のリスニング・テストで、またICプレーヤーのトラブルが多発したようだ。全国で少なくとも394人がICプレーヤーの不具合などを訴えて再テストとなった。昨年のリスニング試験でも同様のトラブルがあった(→洋楽はリスニング対策になるか
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