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消え行くメールソフト。

@niftyが、容量3GBの無料Webメール「@niftyメール」のサービスを開始した。GoogleのGmail(現在、容量は2.8GB)を考えれば、驚くような中味ではないが、無料のWebメールを提供している側からすると、Gmailの台頭は相当な恐怖であり、何とかそれに食らいついて行こうということなのだろう。

というのも、プロバイダーにとって、メールサービスは最高の有料コンテンツであり、かつ、メールアドレスという形でユーザーをつなぎとめておける実に便利な手段だからだ。もし、みんなが「もうメールはGmailでいいや」なんてことになったら、プロバイダーなんて乗り換え放題。ケータイのMNP(番号ポータビリティ)ではないが、下手をすると、アドレスポータビリティともいえる現象が起きないとも限らない。実際、僕の周りではGmailをメインに使う人が増えつつあるし、かくいう僕もそう(アドレスまでは変えていないが)。サッちゃんもすでにGmailがメインだ。そういえば、先日、取材したニコンの開発者の方も堂々とGmailを使っていたし。

ちょっと前までは、Webでメールをチェックするなんて考えもしなかったが(出来が悪く、使いにくかった)、ここまでブロードバンド接続があたりまえになり、Webメールも進化してくると、ローカル(パソコン側)にメールを保存してする必要性はほとんどない。プロバイダーの乗り換えが起こるかどうかはともかく、近い将来、メールソフトが使われなくなってしまうのは間違いないと思う。
そもそも、メールという大事なもの(ネットが普及して以降、大勢の人の仕事や恋愛や人生を左右してきたはずだ)が、いつ壊れるかもわからないパソコンで、もしくは、3〜5年置きに買い換えることがわかっているパソコンだけで管理されるというのは問題がある。パソコンを買い換えたときにメールデータを全部なくしてしまったという人は相当いるはずで、それだけでもWebメールのほうが安心であることがわかる。@niftyでは、有料会員には容量5GBで保存期間無期限というサービスも同時にスタートしたが、これは当然の流れだろう。

もちろん、Googleにすべてを預けるのは安心か? という議論もあるが、少なくとも、自分のパソコンで管理しているよりは、いろいろな面で安全だし、よくよく考えれば、サーバー側にあるメールをわざわざパソコンでダウンロードしてチェックするということ自体、無駄な行為だったのかもしれない。そのスタイルが激変するとは思えなかったメールだが、ここに来て、メールに大きな変化が起こりそうな予感がする。

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  • 2007/06/05 2:54 AM
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