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ScanSnap S510をMacで使ってみた。

ずいぶん前に入手はしたものの、押し入れに肥やしになっていたPFUのScanSnap S510

玄ちゃんが生まれて、紙のデジタル化どころではなかったというのもあるが、その間に僕のパソコン環境がWindowsからMacに変化したというのが大きい。というのも、S510はWindows専用であり、これまでMac用のドライバーがなかった。それゆえ、パソコンはMac、周辺機器はWindowsというちぐはぐな事態が起こってしまっていたのだ。まぁ、それでも当初は、仮想化ソフトのParallels Desktop for Macを使って、無理矢理、ScanSnapを認識させて使っていたのだが、何とも手軽さ感に欠けたし、取り込んだデータがいったん、Windows側のフォルダに保存されてしまうなど、運用上、めんどうな点もあった。で、結局、そのまま押し入れの肥やしになっていたわけだ。また、iMaとともにリビングに置いていると、玄ちゃんがいたずらをするという危険性もあり、2階に避難していたわけだ(iMacのほうは消耗品と割り切って、リビングに置いている=リビングにPCがないなんて考えられないし)。

ところが、先日、ひょんなことから、S510のMac用ドライバーである「ScanSnap Manager for Mac」をPFUが無償で公開していることを知り、これはすぐにでも使ってみなければ! と思ったしだいなのである。しかも、手元にはMacBook Airがあるから、必要なときだけ、2階にいってMacBook AirにScanSnapをつなぎ、データの取り込みをするということもできる(本当はAirMac Expressにつないで、認識してほしいところ)。

で、その使用感だが、一言でいうと、LeopardとScanSnapの組み合わせはとても素晴らしい。Windows版の場合、通常はScanSnap Organizerという付属ソフトを使って、PDFファイルを管理するのだが、MacはOSレベルでPDFをサポートしているため、特段、ソフトをインストールすることなく、FinderでPDFファイルを管理できる。しかも、Loepardにはカバーフローやクイックルックといった機能があるため、取り込んだ雑誌データの表紙を見ながら探したり、その中味を確認したりという作業が恐ろしく簡単。改めて、LeopardとPDFの親和性の高さを認識したしだい。

ただし、問題点はMacにはOCR機能がないため、透明テキスト付きのPDFファイルを作成できないこと。これは痛い。透明テキスト付きのPDFなら、後からスポットライトを使って、自在に検索ができる。しかし、こうした検索ができないと、雑誌をデジタル化するメリットがかなり失われてしまう。人によっては、それくらいなら、多少使いにくくても、仮想化ソフト上のWindowsで取り込むと考えるかもしれない。僕もしばし悩んだが、結論としては、「とにかく日常的な運用がしやすいMacでどんどん紙のPDF化を行い、OCRに関しては問題を先送りする」だ。いずれMac用のOCRソフトが登場するだろうし(希望的観測)、まぁ、最悪の場合、WindowsのScanSnap Organizerを使って、Macで取り込んだPDFに透明テキストを付けることもできる(検証はしていない)。何より、今のところ、串刺し検索しなければならないほど、重要な情報が記載された雑誌を持っているわけでもない。

というわけで、いずれ、Macを使った紙のデジタル化について、より詳細な検証をしてみたいと思うが、とにかくLeopard+PDFの使いやすさは圧巻。そして、Mac版OCRソフトの少なさ加減には驚愕。これがとりあえずの現状だ。どうやら、アドビのAcrobat 8 Professionalなら日本語OCRができるようだが、価格は5万8000円前後。ちょっと手がでませんね〜。

comments

Acrobat StandardにもOCR機能はあるのですが、MacのAcrobatはProfessionalしかないですからねえ。それにしても、ScanSnapを買った方がAcrobat単体よりも安いというのはすごい価格設定……。
私はWindows用のS500を買い、Acrobat ProfessionalはCreative Suite 3に含まれているものを使ってます。

Tats_y さん、ご無沙汰しております。

うむむむむむ〜。僕が持っているのは、Windows版のScanSnap S510でして、Acrobat Professionalがつかないのです。単なるStandard版です。
で、これまではWindows on MacでS510を使っていたんですが、ScanSnap Manager for Macで晴れて、普通にMacで使えるようになったというしだい。Acrobat Professionalがない(というか、OCRソフトがない)のが、今、一番の問題であります(PFUの人も、Mac用のOCRソフトがほとんどないと困っていました)。

Leopardのプレビューがかなり便利なので、Acrobat Professionalをあとから買うのももったいないし、そもそもそれくらいなら、Mac用のS510Mを買ったほうがいい。でも、すると、S510が2台になっちゃう。

Tats_y さんは、前からMac用のAcrobat Professionalをお持ちだったんですか?

  • トシ
  • 2008/06/01 10:53 PM

ご無沙汰してます。
Acrobat Professionalを使えば、OCR認識させて透明テキストのPDFを作成できますよ。ScanSnap for Macには、Acrobat Professionalがついてくるみたいですし。

ScanSnapとAcrobatで簡単名刺管理する記事を書いてみました。参考までに。
http://www.binword.com/blog/archives/000606.html

5628さん、こんばんは。

Windows機がメインのころは、PK-513などと併せて、それなりに方法論を確立していたんですが(詳細はこちら→http//blog.saizo.net/?eid=414964)、Macの場合、OCRなどアプリケーション関係が弱点ですね〜。さすがに、OCRのフリーソフトはないようだし。

最も、5628さんのおっしゃるとおり、OCRの精度は99%。1ページに2000字あったとして、20字も読み取りミスがある計算ですから、データをテキストとして活用するというのであれば、あまり意味はないですね。しかも、雑誌の場合、縦組みと横組みが混在し、さらに白抜き文字があったりするので、OCRの精度はもっと落ちてしまいます。

OCR、、、期待はしないまでも、キーワード検索くらいには活用したいので、どこかのソフトハウスが作ってくれませんかね〜。

  • トシ
  • 2008/03/23 11:36 PM

私も ScanSnap を Mac で使ってます。
2年前に自宅を引っ越したので、そのときにあったマック雑誌をほとんどやっつけてしまいました。大型カッターで切って、どんどこスキャンしてやりました。
ほんとすっきりしますよ。

で、やっぱり悩みは透明テキストができないこと。ただ、OCRって、精度が悪いですからあまり期待しない方がいいかもしれません。(99%だと、1ページに数カ所間違えがあるということですから)

  • 5628
  • 2008/03/23 5:34 PM
   

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