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ルンバが家にやって来た! その2。

ルンバが家にやって来た!その1。」を書いてから、ずいぶん間が空いてしまったが、その後、ルンバは大活躍中だ。

あまりによく働くので、我が家では今や「ルンバくん」と、くん付けで呼んでいるほど。ロボットなので、文句を言わずに働くのは当たり前だが、その働き方は半端ない。通常の掃除機に比べると、薄くて軽いので、どうしても非力なイメージがあるが、その吸塵力は普通の掃除機と大差ないか、それ以上。何しろ、人が掃除機のホースを持って掃除をする場合、どうしてもムラというものが生じてしまうが、ルンバくんにはそれがない、同じ所を行ったり来たり、行ったり来たりしながら、時間をかけて掃除しまくる。じーっと見ていると、どうしても吸い残しがあるように思うが、そんなゴミ片もいつの間にか吸い取ってしまっている。

戸建ての我が家は、部屋が小さく仕切られているということもあるが、我が家でルンバくんが最大に頑張るのは14畳あるかないかのLDK。ほかは、6畳以下となる。そのため、1時間も掃除すると、それはかなりきれいになる(人間はそんなに掃除機をかけていられない)。もちろん、これまでにバッテリー切れで行き倒れていたということもない。ルンバくんは、バッテリーのもちも意外にいいのだ。ちなみに、これまで唯一行き倒れたのは、ホットカーペットの電源スイッチ部分に乗り上げたとき。ルンバくんは2センチ程度の厚みがあって、自身よりサイズの小さい突起物が一番苦手。運悪く、この手の物に乗り上げると、ローラーが空回りしてどうしようもならなくなってしまうのだ。

まぁ、そののたうちまわっている姿も、なかなか愛らしくはあるのだが、出がけにスタートさせて、留守中に掃除を任せたときなどに、こんなことになったらやっぱり困る。実際、我が家の場合、出かけにスタートというケースがけっこう多い。というのも、リビングを掃除させると、上記のとおり1時間頑張ってくれちゃう。音は普通の掃除機並みとはいえ、さすがに、掃除の間中、同じ部屋にいるのはうっとおしい。もちろん、2階の各部屋はリビングにいる間にやらせておけばいいから、結局、問題となるのは、ルンバくんにリビングをいつ掃除してもらうか、なのだ。

で、結論が、外出中というわけ(洗濯物を干している間、という手もある)。後は、いかに行き倒れないようにするかだが、とにかく、床の上のじゃまなものは高いところに置く。そして、食卓テーブルのイスは逆さにしてテーブルに載せる。また、入り組んだところは、バーチャルウォールで仕切る。だいたい、こんな感じで準備完了(この一連の作業は2〜3分もかかからない)。ルンバくん目線で見通しのよくなった部屋なら、まずトラブルは起きない。まぁ、2、3回、ルンバくんを見ていれば、だいたいどんなところでロスが生じているかも見えてくる。あと、ルンバくんの回転ブラシだが、床にくっつく感じで回っているので、もし、カーペットの一部が浮いていたりすると、そこに回転ブラシが引っかかって、そこから進めなくなる可能性もある。

それから、掃除後に気をつけたいのは、ゴミの処理だ。ルンバくんのダストカップはかなり小さめ。LDKなら2回掃除させたら、満タンになる。ウチは、犬のサイゾーがいるということもあるが、ダストカップに入る毛の量はなかなかのもの。ダストカップの小ささゆえに、キレイになった感があり、満足度も高いのだが、ダストカップのゴミを捨てる癖をつけないと、ちょっとめんどうなことになりそうだ。せめて、ダストカップ満タンお知らせランプでもあればいいのだが……。

とまぁ、インプレッションとしてはこんなものだが、3万6700円でこれだけの働きをしてくれるのだから、個人的には文句ない。そもそも、家電というのは、洗濯機にしても、電気釜にしても、電子レンジにしても、冷蔵庫にしても、その機械が人に代わって何かをしてくれるところが素晴らしい。洗濯機は洗濯を、電気釜は炊飯を、電子レンジは料理の短縮を、冷蔵庫は買い物頻度の減少を実現してくれる。そういう意味では、掃除は家事の中でも、数少ない人がやらねばならない作業だった。ところが、日本のメーカーは、その根本的な部分を解決しようとせず、吸引力やクリーン排気にばかり力を入れすぎた。一方、アイロボット社は、人の代わりに掃除をさせるべく、ルンバを作り続けた。ルンバは自動で掃除をするというその基本コンセプトゆえ、世界中で400万台以上売れている。そこには作り手の情熱も見え隠れしている気がする。このところ、ケータイはガラパゴスといわれているが、白物家電もこうした基本的な部分に目を向けないと、こうして海外のメーカーにおいしいところを取られてしまう。ガラパゴス家電にならないよう、基本に立ち返って、商品企画を進めてもらいたいものである。

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