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出遅れのMacBook Air予約。

2週間ほど、あれこれ悩んで、ついにMacBook Airを買う決心をした。

実は、発表の翌日には実物を触る機会があり、正直、その時点でMacBook Airの持つ“物力(モノヂカラ)”にやられていたのかもしれない。このところ、自分はマックづいており(これを巷ではマック信者という)、そんな僕がこんなことを言ってもあまり説得力はないのだけれど、MacBook Airはその薄さもさることながら、手にしたときの質感、重量感、造形に何ともいえない心地よさがあった。ノートパソコンに対してこれまでに味わったことのないエクスペリエンス。MacBook Airには、明らかに所有欲をかき立てる何かがあった。

さまざまなブログや掲示板で書かれているように、MacBook Airは、その重さの割にDVDドライブが搭載されていないし、FireWireも有線LAN端子もない。USB端子も少なすぎる。おまけに、バッテリーの交換ができなければ、HDDの容量も少なすぎるなどなど、突っ込みどころは満載。かく言う僕も、実物を触るまでは、どちらかというと見送り派だったのだ。

そもそも、自分にはMacBookもあれば、昨年、買ったばかりのレッツノートCF-R6もあり、これ以上、ノートパソコンが必要な理由がない。強いて問題点を挙げるとすれば、どちらもものすごく稼働率が低いということはあるかもしれない。自宅で寝転がって使う用のMacBookは、実際には結構重くて(2.27kg)、ヨイショと取り出す感じ。それゆえ、iMacが来てからは出番が減りがち。一方のCF-R6は重量930g。毎日持ち歩いてもまったく苦にならない。しかし、その半面、作業効率はものすごく悪い。画面は10.4型と恐ろしく小さく、キーボードも打ちにくいからだ。そして、そんなことを考え始めたら、MacBook Airが実に素敵な選択肢に見えてきたというわけだ(まぁ、これが信者の陥りがちな罠である)。

小型モバイルノートが使いにくいと感じ出したのは、たぶん、歳のせいもある。40歳を過ぎて、肩を丸めながら10.4型の液晶に向き合うというのは結構つらい。せめて、12.1型くらいはないと、ゆったり仕事ができないというのが、半年間、CF-R6を使ってみての僕の結論だ。
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会社のパソコンをiMacにするという実験。その2

たった今、1時間近くかけて書いた記事が消えてしまった。ショック!
消えたの記事は、会社のパソコンをWindowsからMacにしたという話の続きだ。

簡単にいうと、BootCampはMacとWindowsを行ったり来たりするのに再起動が必要となるため、現状、会社のパソコンには仮想化ソフトを入れているということだ。Parallels Desktop for Macか、VMware Fusionで悩んだが、プロトンよりact2のほうがしっかりしていそうだし、価格も今なら、VMware FusionがParallels Desktop for Macより1万円も安い8800円で手に入るので、自腹を切ってVMware Fusionを購入。ちなみに、act2のほうがしっかりしていそうなのは、サイトから日本語のマニュアルがダウンロードできるとか、FAQがしっかりしているとか、そういうことだ。仕事ではどうせ大した使い方をしないので、サポートと価格を優先したというわけ(自宅では、Parallels Desktop for Macを使っているが、過去にバージョン2.0から2.5へのアップデートが有償だったのが引っかかっているし、日本語版が妙に高いのも気になる)。

というわけで、会社のパソコンはメインはMac。必要なときにWindowsを呼び出すというのが、基本。もちろん、メールやネットをする分には、Macだけでいいが、今、問題になっているのは日本語のグループ名で運用している部内のネットワークをMacが認識したりしなかったりという点。それから、ExcelのファイルだけはWindowsのほうが操作しやすいという点だ。

ネットワークに関しては、たぶん、どこか見逃しているところがあるので、追々チェックしていくとして、問題はExcelだ。Excelファイルを扱うには、MacではOffice 2008 for MacかiWork、さらにはフリーのNeoOfficeと3つの選択肢があるが、どれも一長一短。操作上、無難なのはOffice 2008 for Macだろうが、さすがに高すぎる。iWorkはいかにもMacライクだが、使いこなすのに時間がかかる。NeoOfficeは無料でExcelライクだが、機能はそれなり。なるべく、Windows側のOfficeを使いたくはないのだが、現状ではそうするしかなさそうだ。

ただ、こんなことをしていると、ファイルをどこに保存するかという大問題も起きてくる。なるべくMacのドキュメントフォルダにとは思っているが、Windows側でファイルを操作したとき、とりあえずデスクトップに保存したりして、どんどんファイルの行方がわかりにくくなるという怖さもある。運用そのものは、Mac+VMware Fusion+Windows Vistaで行けることはわかったが、具体的なシチュエーションでの操作が今いちシンプルではなく、今後はここを改善することが最大の目標といえそうだ。

会社のパソコンをiMacにするという実験。

一昨日の記事で、会社のパソコンが壊れ、新しいのに新調したということを書いた。

今や、編集者にとって、パソコンは筆であり、電話やFAXであり、写真をチェックするためのライトボックスであり、ネタ探しをするための新たなツールであり、資料や原稿を保管するための整理棚であり、企画やアイデアを書くための手帳であり、さらには、原価計算をするための計算機でもある。要するに、パソコンがなくては仕事にならない。まぁ、その割に、相変わらずパソコンに対する意識や知識、技術が足りない編集者が多いのは嘆かわしいばかりだが、編集イコールDTPイコールMacと何の疑問も持たずに、相変わらずMacで仕事をしているおバカな編集者がいるのも残念だ(かなり減ってはきたが)。

そんなわけで、僕はパソコンに詳しくない編集者ほどWindowsを使うべきだと思ってきたし、実際、そうするよう薦めてきた。そのほうが同じスペックならハードは安いし、便利なツールも豊富。また、ユーザー数もMacとは比較にならないから、汎用性の高いデータが多く存在し、データを開ける開けないといったトラブルも少ない。そして、何よりトラブル時の対処法がネットで簡単に手に入る。まぁ、自分でDTPでもしないかぎり、編集者がMacを導入するメリットはないのである。

が、これは少し前の話。
今やMacといえばインテルMacであり、インテルMacといえばBootCampである。つまり、MacでもWindowsが使える時代なのである。しかも、ハードとOS、さらにはアプリケーションまで自社製であるせいか、今のMacのコストパフォーマンスは非常に高い。もちろん、BootCampをするには、別途Windowsを購入する必要があるが、OEM版のVista Home Premiumなら1万4000円前後で手に入る。今、20インチ・Core2Duo/2.0GHzのiMac(MA876J/A)は、ネットショップの最安値で13万6000円しかしないから、OEM版を付けても15万円。ついでに、メモリーを最大の4GBにしても、17万円でお釣が来る。これで、MacもWindowsも使えるなら、何も言うことはないだろう。

例によって前置きが長くなったが、今回、新規購入した会社のパソコンはまさに上記のセット。もちろん、DELLのBTOなどでカスタマイズ注文をすれば、上記のモデルと同程度のスペックであれば、もう少し安いパソコンが手に入るかもしれない。しかし、この場合、まず間違いなくセパレートタイプになるから、会社の机の上で場所を取ってしまう。ただでも散らかりやすい会社の机を考えると、iMacのような一体型のほうが明らかにスペース効率は高い。

で、問題はMacとWindowsの両方で動作するiMacを、普段、どっちで運用するかだ。今回は、急遽、こういう事態に陥ってしまったため、とりあえず、使え慣れたWindowsで動作させているが(デュアルディスプレイ環境を実現している)、ゆくゆくはMacオンリーで運用できないものかと考えている。今、仕事で使うソフト(もしくはサービス)は、
 ネット閲覧=FireFox
 メール=Gmail
 ワープロ=Word
 表計算=Excel
 PDF閲覧=Adobe Acrobat
 画像修正=Photoshop Elements
 DTP=InDesign CS2
といった感じ。PowerPointは使わない。

僕の場合、雑誌編集が目的なので、一般用途とは若干使用ソフトが違うと思うが、最も特殊なのは、人からもらったファイルを開くことがメインで、自分で作成したファイルを人に渡すことはほとんどないということだ(渡す場合は出力した紙かPDFファイルになる)。最終的に印刷データを作成するのが目的だから、すべてのデータはInDesignに落とし込まれればいい。だから、Excelでマクロを使うといったこともまずありえないし、PowerPointでクライアントにプレゼンすることもありえない。

と、その前提でMac環境を想定すると、どのソフトもほとんど無理なく移行できそうである。特に、Word&Excelに関しては、iMacにはiLifeというソフトがプリインストールされており、僕の業務内容的にはこれで事足りそう。Photoshop ElementsとInDesign CS2はMac版があるから、これも問題ない。また、PDFに関しては、Macのプレビューソフトで閲覧ができるし、ファイルへの書き出しもOSレベルで対応しているので、まず問題はなさそうだ。

うーむ。それにしても、知らないうちに、Macでもほとんど困らない環境が整いつつあるという状況には正直、驚きを隠せない。いや、むしろiCalやアドレスブックなどの使いやすさ、iPhoto、iTunesといったエンターテインメント系ソフトの出来のよさなども含めると、Macのほうが断然、快適といえるかもしれない。フリーソフトレベルでは、まだまだ使えるソフトはWindowsのほうが多く、そこがまだMacに移行できない大きな問題だったりするが、WindowsかMacかという問題を棚に上げながらも、日常の作業がとりあえず出来てしまうところに、今のMacの懐の深さ、おもしろさを感じる。仕事用パソコンながら、しばらくはこうした実験的な状態を楽しんでみようと思う。

Mac OS X Leopardって、どうよ?

先週末に発売されたばかりのMac OS X Leopardが、すでに200万本を販売したという(Macにバンドルされたもの含む)。

ご多分に漏れず、僕も発売当日にゲット。とゆーか、朝イチでAppleStoreから届いたので、出社前にセットアップ。我がiMac17インチには1時間ちょっとでインストールし終わった。幸いなことに、ちまたで問題になっているような不具合もなく、マシンは順調に稼動中だ。
インストールしてみて、まず最初に感じたのは、全然重くなっていないなぁということ。WindowsではXP、VistaとOSを変えるたびに動作は重くなり、結局はマシンを買い替える羽目になるというイメージが強いが、Macにはそれは当てはまらない。また、これまたWindowsと違って、ルック&フィーリングが極端に変わってしまい、操作に戸惑うということもない(インターフェースについての思想が一貫しているというか)。

半面、細かいところではそれなりに便利にはなっているものの、目からウロコと感じるほど画期的な進化もしていない気がする。iTunesライクなカバーフロー表示を追加したFinderや多数のファイル形式に対応したプレビュー機能のQuick Lookなどは確かに便利かもしれない。でも、自宅使用のパソコンに限定すれば、保存されているファイルの多くは、画像か音楽か動画だろから、実際には新しいFinderやQuick Lookの出番はあまりない。また、アプリケーションを瞬時に切り替えられるるSpacesにしても、使い勝手はWindowsのタスクバーに劣る。確かに、Spacesは非常に優れた機能であることは間違ないが、今、どのアプリケーションが起動しているかわからないのが欠点。使う空間を仮想的に複数持つという考えは面白いが、タスクバーで困るシチュエーションとはどんなだろう? と考えてしまう。何より、画面を4つも6つも使いこなせるほど、人間のほうがマルチタスクでないような気がする。

それ以外では、各種辞書が搭載されたとか、Mailが圧倒的に進化したなどが挙げられるが、残念ながら、これらをOSの進化といっていいのかどいか……。もちろん、Mailは僕としても今すぐ使いたいアプリケーションだが、そのために、会社のパソコンをMacにするわけにはいかない。それともう一つ、新機能として、Mac上のあらゆる情報をバックアップしてくれるTime Machineも素晴らしいとは思うが、そのためには、常にハードディスクを接続する必要があるのも問題。せっかくのワンボディであるiMacが泣いてしまう。どんな事情があるのかわからないが、いろいろなところで言われているように、やはりNASへの対応を期待したい。

とまぁ、辛口になっちゃったけど、この優れたOSを堪能しまくるには、自宅も会社もトコトンMac漬けにする必要がありそうだ。

New Wireless Keyboard。

4月に旧Wireless Keyboardを購入したばかりなのに、今日、新しいApple Wireless Keyboardを衝動買いしてしまった。

テンキーがないのが少々気になるところだが、従来のキーボードに比べると、重量は半分以下(たぶん)。横幅も厚みも圧倒的に小さい。単純に言うと、MacBookのキーボード部分を取り外したようなイメージで、iMacの下に入れると、その存在がわからないほど。iMacの脚も新しいApple Wireless Keyboardも金属でできているので、脚部分にキーボードを載せると、金属どうしがこすれ合ういや〜な感じがあるが、それ以外は、かなり満足。この記事ももちろん新しいキーボードで打っているが、数分も使えば、かなり慣れる。最初、ちょっと戸惑ったのは、キーボード関係のソフトウェアバージョンアップをしないと、きちんとファンクションキーが働かない点だが、もちろん、これもバージョンアップにて解決。

衝動買いなので、つい、店頭の日本語モデルを買ってしまったが、できればUSモデルにしたかったところ。それにしても、機能美のあるデザインを作り上げるアップルのセンスはすごい。
アップル Apple Wireless Keyboard (US) MB167LL/A
アップル Apple Wireless Keyboard (US) MB167LL/A

iMac用キーボードを新調。

連休前は、さすがに仕事が忙しい。そして、そのストレス解消からか、ついビックカメラで衝動買いしてしまったのが、Appleのワイヤレスキーボードである。昨年、マウスをワイヤレスにしているから、僕のiMac環境は、これで晴れてマウス、キーボードともBluetoothになったというわけである。日本ではBluetoothってあまり認知されていないけど、なんか気になるんだよね〜、Bluetooth。
Apple Wireless Keyboard (JIS) M9270J/A
Apple Wireless Keyboard (JIS) M9270J/A

で、これは個人的な感想だが、Bluetooth機器は認識させる順番などで、動作が不安定になるような気がする。僕は、会社でもBluetoothマウスを使っているが、同時にBluetoothキーボードをつないだら、なぜかマウスのカーソルが思うように動かなくなってしまった(カーソルの反応が遅く、かつ重い感じ)。また、Bluetoothでケータイ→パソコンへファイル送信をしているときなども、マウスカーソルの動きが悪くなる。
で、今回、Appleのワイヤレスキーボードを追加したときも、やはり、MightyMouseのカーソルの動きが悪くなった。会社のときとほとんど同じ症状で(会社のケースは結局、解決できず)、一瞬、やばい!と思ったが、とりあえず、MightyMouseをBluetoothデバイスから削除し、再度認識させ直したら、無事、動くようになった。まぁ、すべてAppleの製品なので、きちんと動かないとまずいわけだが……。

というわけで、現在は、マウス、キーボードとも快調。気になる点は、単3電池を4本も内蔵しているため、さすがに重く(重量は1048gあった)、テーブルで軽くキーボードを押しよけたいときも、抵抗感がある点。まぁ、そんなに困ってはいないが。それと、タイムラグとまではいえないが、0.0×秒くらい、超わずかな入力の遅れがある。ただ、これはまず気にならないレベルだ。あと、ワイヤードキーボードにあったUSBハブ機能(2個)も、当然ながらない。しかし、Bluetoothにしたことで、逆にiMac背面のUSB端子は1個開放されたし、背面USBのほうが通信速度が速いので、これも結果オーライである。

いや〜、それにしてもワイヤレスというのは美しい。邪魔なときは、さっとしまえるし、自由な姿勢で入力が可能。そーいえば、MacBookにも使えるはずだから、今度、試してみようと思う。あ、それから、
Parallels上のWindowでも何の設定もなく、使用することが可能だ。

iMacのメモリーを2Gバイトに。

昨年、iMacを買ってから、ずっと悩んでいたメモリーの増強。本日、ようやく1Gバイト→2Gバイトに増強完了した。


現在のiMacおよびMacBookはDDR2 PC2 5300というタイプのメモリーを使用しているのだが、DOS/V用が最安で1万1700円(1Gバイト)なのに対し、Mac用は1万6700円もする(価格コム調べ)。基本的には同じものだから、たぶんDOS/V用でも動くはずなのだが、要は発熱等の問題がMacで起きないかどうかきちんとチェックしたものがMac用ということらしい。しかし、そのために50%増しとは……。
そんなわけで、ずっと購入を躊躇していたわけであるが、トイコムというショップで1Gバイトが8490円で売られているのを発見。これなら、納得がいくということで購入に踏み切った。ちなみに、ビックカメラで買うと、29800円(ポイント18%)もするから、ポイント分も計算すると、その差は1万5000円以上。1Gメモリーを2枚買っていたら、3万円も差が出る。情報を知っているか知らないかでこんなに差が付くのだから、世の中、恐い。隣町まで100円安いティッシュを買いに行くよりも、こうしたところで大きく節約したほうがずっといい。そんなことを思ったメモリーの増強であった。

Vista、その後。

1月30日にWindowsVistaが発売されて、1週間が経つ。発売初日こそ、多少の賑わいがあったものの(といっても、特典狙いの客多し)、その週末にパソコン専門店や家電量販店が込み合ったという話は聞かない。もちろん、Vistaのためにパソコンの買い替えをしばらく我慢していたという人もけっこういるだろうから、Vistaが全然売れないなんてことはあり得ないし、そもそも店頭ではVistaパソコンしか購入できないわけだから、今後、Vistaがドンドン売り上げを伸ばしていくことは間違いないだろう。

ただ、5年ぶりに大改変したOSというわりには、市場やユーザーの受け止め方はあまりに冷静過ぎる気がする。この静けさの理由をつらつらと考えてみたのだが、大きなポイントは次の3点だと思う。一つは、日本ではボーナスが支給される12月の年末商戦を逃してしまった点。二つめは、Vistaを選択する積極的な理由がイマイチわかりにくい点。そして、三つめは、最早、ユーザーにとってOSなんてあまり意味がなくなりつつあるという点だ。仕事でもないのに、ベータ版Vistaのインストールに興じているようなヘビーユーザーは別として、それ以外の初級・中級者は、「Vistaだから」という理由でパソコンを買ったりはしない。そこが、「Windows95だから」売れた12年前とは異なる点であり、市場やユーザーが冷静な理由なのだろう。

それにしても、わずか12年のうちに、パソコンを取り巻く環境は驚くほど変化し、ユーザーのリテラシーも大きく向上した。そして、その結果、パソコンを使うほとんどの人が、ブロードバンドでインターネットに接続し、デジカメ画像を互いにやり取りできるまでに進歩した。ところが、このように環境もユーザーも変貌してしまった時代に、Vistaが我々に何を提供してくれるのかが、イマイチ伝わってこない。Aeroによって見た目が格好よくなったり、インターフェースがより使いやすく改善されたりすることも確かに大切なことではあるが、僕らがブログやmixiを更新したり、YouTubeを楽しんだり、Amazonや楽天でショッピングをしたりするという行為に対して、Vistaは新しい何かを提供してくれるのだろうか? もちろん、答えは”否”である。
Windows95からme、XP、Vistaと移り変わる中で、確かにWindowsは注目を浴びてきたが、それは所詮、OSとしての出来に興味が集まったに過ぎない。しかし、今や、パソコンの使いやすさや便利さを決めるのはOSにとどまらず、それを取り巻くネット環境やアプリケーションまでも含めて考えていかなければならない。結局のところ、OSは縁の下の力持ちに過ぎず、そのOSを気にしないところで、ネットやアプリケーションを使いこなすというのが、パソコンの正常な進歩であろう。

分解! Wireless Mighty Mouse

うちのWireless Mighty Mouseは、昨年7月の終わり頃から使っており、かれこれ半年になるが、最近、とみにスクロールボールの調子が悪い。実は、秋口のあたりから下スクロールが空回りするような症状が出始めており、そのたびに、Apple推奨のお手入れ方法でスクロールボールをクリクリしていたのだが、最早、それも気休め。何度掃除しても、すぐに下スクロールがバカになる。
で、真っ先にキレたのが、さっちゃん(以下、さ)だ。

さ 「ムキッー! もう使いたくない! 壊れてるやん、これ」
僕 「いやいや、ちょっと下方向に強めに押すと、動くヨ」
さ 「ムキッー!」(スクロールボタンを強く押しすぎて、Exposéが働いた)
僕 「強すぎ、強すぎ」
さ 「くっ。こんなストレスを感じるくらいなら、新しいのを買え! で、今のは分解掃除じゃ!」
僕 「………」

ご存知の方も多いだろうが、Wireless Mighty Mouseは基本的には分解はできないようになっている。もちろん、いろんなサイトブログに分解記事が書いてあるので、僕だって分解できるのはも知っている。しかし、この美しいWireless Mighty Mouseに傷が付く可能性があるので、これまでもずっと躊躇してきたわけだ。しかし、こういう時のさっちゃんはとにかく男らしい。
さ 「動かないのは壊れてるのといっしょ。我慢して使うくらいなら、8000円で新しいのを買おう」
僕 「むぅ〜〜〜」

Wireless Mighty Mouseに傷を付けるか、8000円を支払うか。もちろん、金にうるさい僕は前者。大事なのは、美しさよりお金である。というわけで、もう会社に行こうかという今日の午前中。勢いに任せて、Wireless Mighty Mouseの分解に踏み切った。ブログには所要時間は15分とある。それなら、何とか会社にも間に合う。急いでいたので写真を撮る余裕はなし。以下が、手順と説明だ。
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懲りない日本のパソコンメーカー。

あと2週間でWindwosVistaが登場する。すでにMacに移行した僕にとってはあまり関係のないことだが、仕事的には、Vistaそのものの研究はもとより、各メーカーの動向チェックも欠かせない。
とはいえ、VistaもVista搭載パソコンも、数年前にXPが登場したときに比べれば、びっくりするような機能やハードを搭載しているわけではない。所詮、パソコン(PC)はCPUやメモリー、HDDをかき集めたアセンブリ製品でしかなく、今回の新OSもこれまで各種ソフトで実現していたものをOS内部に取り込んだだけのように見える(ちょっと言い過ぎかもしれないが)。そんな中、各社はなんとか独自性を出そうとしているわけだが、ハードも同じ、ソフトも同じという状況では大した独自性を出せるわけがない。
で、そこで各社が走って(逃げて?)しまうのが、テレビ機能による差別化だ。ところが、そのテレビ機能についても、地上デジタル放送が見られます、録画できます、リモコンでさらに便利です、と似たり寄ったり。そもそも、いったい、どれくらいの人がパソコンでテレビを見ているのだろう? という疑問さえ湧いてくる(Macにはテレパソなんて1台もないゾ!)。
例えば、昨日、富士通が発表したFMV-TEOというマシン。これは、リビングの薄型テレビとHDMI接続経由で接続して利用するというのがコンセプトで、近くソニーからも同コンセプトのマシンが登場するという。ハイビジョンテレビという高精細モニターと、映像も音声もまとめて送れるHDMIという規格がこれを実現したわけだが、問題は、本当にリビングパソコンという需要があるのかという点だ。前回の記事で「すでにあるデバイスでそこそこのマシンしか作れない日本企業。」と書いたばかりだが、今回の新コンセプトのパソコンもまさにそれ。ユーザーのパソコンライフに革命を起こす! という気概は感じられずとりあえず、作ってみましたという雰囲気だ。
一方、AppleはMacWorldEXPOで、AppleTVなる商品を発売したばかり。こちらもコンセプトは似てはいるが、AppleTVはあくまでもパソコン内の動画や静止画、音楽を流すだけのBOX。しかし、動画や音楽といったコンテンツの提供はアップルがiTunesStoreでしっかりフォローしているし、誰が考えても、リビングのテレビにパソコンをつないでネットをするなんてことは考えられない。
それでも、とりあえず、こんな商品を作ってみましたという程度のノリで製品化してしまうのが、日本企業の懲りないところ。これによって暮らしがこう変わるとか、こんな風に便利になるといった用途提案やポリシーもなく、発売しては消えていく新コンセプトのパソコン。我々ユーザーは、少なくともこうした初物には手を出さず、メーカーに振り回されないように心がけたい。
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