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リンケージにメールしてみた。

iPhone 3G用として購入した二つめのバッテリー、ACLK-40G。前の前の記事で触れたとおり、動作はとても不安定である。

そこで、リンケージのサポートにメールしてみた。リンケージでは一度、間違った商品を購入した際にとても素早い対応をしてもらったことがあり、僕の中では評価が高い。今回もメールして1時間もしないうちに返事が来た。メールの一部はこんな感じだ。
弊社のACLK-40Gは様々な機器をUSBで充電する為に開発されたのですがiPhoneがUSBの規格から外れているためリチウムランプ点滅する場合があるので、点滅しないように現在改良品を開発しています。

ACLK-40GでiPhoneをリチウムから充電する際に点滅する為、iPhoneでの使用をお考えのお客様に改良品を2ヶ月程で、お手元に届くようにするように弊社のサポートで対応していく方針に決定致しました

素晴らしい。
しかも、それまでの間、今使用中のACLK-40Gの代替として、リチウムタイムのACL-40Gを送ってもいいとまで書かれている。商品が不安定だったのは残念だが、サポートとしては個人的には100点である。ACLK-40GとACL-40Gの差は前者がリチウムポリマー・1400mAh・84g・海外使用可、後者がリチウム・1300mAh・10g・国内使用のみ、という点。これならACL-40Gでもいいかな、と思いつつ、最終的には改良版ACLK-40Gを待つことにした。2ヵ月先になるが、バッテリーについては、これでファイナルアンサーかも。

インターネットマシン922SH水没。

さっちゃん「922SH、動かなくなった」
俺    「へっ?」
さっちゃん「トイレに落とした撃沈
俺    「………」

といったやり取りがあって、先週の木曜日、ソフトバンクのお店に行ってきた。その922SH、その週の月曜日に買ったばっかりなんですけど……。

実は、僕がauとiPhone 3Gの2台持ちになったのに合わせて、さっちゃんもソフトバンクに乗り替えることになった。au←→auでもソフトバンク←→ソフトバンクでも家族間は無料なので、さっちゃん的にはどっちでもよかったようなのだが、何度か922SHを触っているうちに、あのフルキーボードに惚れ込んでしまったようだ。おサイフケータイが使えない点にちょっと悩んだようだが、これでブログがいつでも更新できると気合い入りまくり。

実は、922SHはiPhone 3Gよりも端末価格が高い。なんと一括払いだと9万5520円(iPhone 3Gは8万640円)。しかし、僕だけが2台持って、さっちゃんに922SHは高いからダメなどといえるわけがない。というわけで、先週の月曜日、初めてのMNPを体験したわけである。水没に関しては、あんしん保証パック(月額498.75円)に入っていたので、端末代金が丸々かかるということはないが、それでもなんと8400円かかることが判明。あんしん保証パックの説明を読むと、水濡れによる修理は5250円とのことだが、細かい字で但し書きがしてあった。
※2 本サービス適用の前提となる「水濡れ・全損」の判定は当社が行うものとし、水濡れ・全損保証修理の対象外と当社が判断した場合は、お預かりした携帯電話を未修理状態のまま返却する場合があります。水濡れ・全損保証修理の対象部分には、外装を含まないものとします。したがって、水濡れ・全損保証修理の際に外装(それに付随する回路等も含む)の修理が必要な場合は、その費用は別途有料となります(ただし、破損保証サービスが同時に適用されるため、修理代金の合計が8,400円(税込)になります)。

要するに、水濡れで外装とそれに伴う回路(つまり、液晶など)の修理が必要になったら、8400円ということだ。さらに、バッテリーも使えない可能性があるから、それが3150円。合計1万1550円が修理代金というわけだ。

修理には2〜3週間かかるという。せっかくの922SHがわずか4日で手元を離れたさっちゃんの落ち込みようはかなりのものである。

iPhone3G レビューその6 アクセサリー見直し編

レビューその2でアクセサリーのことをいろいろ書いたが、しばらくiPhoneを使ってみていろいろと問題が浮上してきた。そこで、今回はiPhoneのアクセサリー回りを見直すことにした。

まず、ケース。BELKINの革ケースLeater Flip Folioはサッチャンにはオヤジ臭いとさんざん酷評されていたが、個人的にはかなり気にいっていた。しかし、先 日のような事故。さすがに2度めはヤバいだろう。となると、もっとしっかりとiPhoneを固定してくれる革ケースかiPhoneをピッタリとカバーしてくれるケースかということになる。とはいえ、Suicaカードも入らないのに革ケースというのは機能的でない。かといって、シリコンケースは摩擦が強くて、ポケットからの出し入 れがしにくい。ほかには、ポリカーボネイト製の透明なケースがあり、こ れはこれでカッコいいのだが、落としたときの衝撃吸収力が不安。また、以前、iPod touchを似たようなケースに入れたとき、若干の遊びがあり、背面に細かな擦り傷が付いたのを思い出す。

とまぁ、いろいろと悩み、新宿のビックカメラとヨドバシをウロウロしてみたのだが、とりあえず決めたのが、ブライトンネットのラバーコーティングケースだ。iPhone用ケースはこれで3つめになるが、こいつはポリカーボネイトにラバーコーティングをしたもので、ポリカーボネイトにはない弾力がわずかにあり、適度な摩擦もある。また、内側にフェルトが貼ってあり、擦れによる傷も防いでくれる(遊びがないので、擦れの心配はないが)。

しかし、それよりも評価したいのは、iPhoneを上下から挟み込むような2パーツ構造だ。各パーツはiPhoneのカーブに沿ってデザインされており、溝に差し込むようにiPhoneをパーツにセットする。ほかのポリカーボネイトケースはiPhoneの背面にかぶせる構造のため、落下時に衝撃でケースが外れることも考えられるが、このラバーコーティングケースなら、ケースが外れることはまず考えられない。若干の不満点は、使っているうちに間違いなくラバーが剥がれくること。それと、成型時のバリが周囲に残っていて、完成度がもう一つである点。まぁ、1980円なので、半年使えればいいだろう。

次に外部バッテリーの件。
これについては、その後、大きな問題が見つかった。前回のアクセサリーの記事で、僕はサンヨーのエネループ・モバイル・ブースターKBC-L3Sを購入したと書いた。購入直後、KBC-L3Sを使った充電では、特に問題なくiPhoneを充電してくれたのだが、その後、何度か充電する中で、充電が途中で停止するケースが頻出。最初は接触不良かコードの不良と思っていたのだが、掲示板を調べて、どうやらKBC-L3Sの出力不足であることが判明した。そんなわけで、次に購入したのは、リンケージのACLK-40G。こちらは、ウエブサイトでもiPhone 3G対応を謳っている。

ところが、である。なんと、こっちはiPhone 3G対応を謳っているにもかかわらず、KBC-L3Sと同じ症状。購入後、同サイトを見ると、こんな注意書きが増えている。
※iPhone 3GにACLK-40Gのリチウムから充電する場合に、ON/BATランプが点滅し、多少の熱をもつ場合がありますが、正常に充電は可能です。あまりにもACLK-40Gが熱をもつ場合は使用を中止し、リンケージサポートまでお問い合わせください。
iPhone 3Gの電源をお切りになって、ACLK-40Gのリチウムから充電するとON/BATランプの点滅はなくなります。

KBC-L3Sよりまだいいのは、いったん充電が停止しても自動的に再スタートする点。まだフル充電までは使っていないが、ちょっとずつ充電はされる。
ACLK-40Gは本体にACプラグが内蔵されているため、持ち歩く道具が最低限で済むのが魅力。充電が完璧ではないが、しばらくはこいつを使っていこうと思う。なお、iPhone 3G用のバッテリーについては、こちらでたくさん紹介されている。

というわけで、iPhone 3Gのアクセサリーは自分的にまだ発展途上。今後、よりパワーアップしたアクセサリーが登場するはずで、この辺もほかのケータイにはない楽しみではある。



iPhone 3G レビューその5 iPhone 3G激突!

いきなりだが、昨夜、iPhone 3Gをアスファルトに落としてしまった(トホホ)。

実は、レビューその2でボディ保護用シリコンカバーを紹介したのだが、ここ1週間ほどは、BELKINの革製ケースLeather Flip Folioを使っていた。

こいつはフリップの裏にクレジットカードやSuicaカードなどを収納できる点が気に入っていたのだが、iPhone 3G自体は、写真のように上から差し込むだけの構造。iPhone 3Gを固定するようにはできておらず、ケースの中でけっこう動く。しかも、使っているうちにケースがわずかに伸びてしまったようで、歩きながら本体上部を下に向けてフリップを開いたとたん、iPhone 3Gがケースからスルリと抜け落ち、アスファルトに落下してしまったというわけだ。

幸い、液晶面には傷はできなかったが、背面にはポツポツと太めの針で刺したような傷がたくさんついてしまった。プラスチックが割れたりはしていないので、iPhone 3Gって意外に丈夫なんだな〜とも思うが、細心の注意を払っていたのに、わずか1ヵ月で傷がつくなんて……。

結局、今はボディ保護用シリコンカバーを再度装着しているが、これは黒のシリコンでホコリが目立ちやすいこと、摩擦力が強く、ポケットへの出し入れがしにくいことが欠点。そんなわけで、今日は新しいケースを探しに行ってきます!

iPhone 3G レビューその4 日本語入力の問題点

古くはHP200LX、Palmといった海外の端末を使うとき、常に問題となってきたのが日本語入力だ。

iPhoneはワールドワイド端末ということで、一応は日本語や中国語、韓国語といった2バイト文字にも対応しているが、元々は1バイト文字をベースに作られた端末なので、日本のケータイ並みにサクサクとは使えないのが残念な点だ。英語なら変換という作業は必要ないから、ダイレクトに文字が入力されるし(キータッチから文字の表示までにタイムラグを感じない)、しかもiPhoneにはオートコレクト機能があるから、"iPhome"とミスタッチしても、自動的に"iPhone"という候補が表示され、簡単に修正することができる。不思議なのは中国語の手書き入力で、こちらも日本語同様、入力された手書きデータから漢字辞書を読みに行っているはずなのだが、候補が表示されるのは瞬時。日本語の変換候補が表示されるよりも圧倒的に速い気がする(対応する辞書数が少なくて済むのか、プログラミングの問題なのかはわからないが……)。

まぁ、そんなわけで、iPhoneを使いこなそうという人の多くは、少しでもストレスを減らすために、基本的にテンキーモードをオフにして、フルキーボードモードオンリーで使うというのが半ば常識化している(もちろん、僕もそうしている)。フリックにも対応したテンキーモードは、当初あれほど画期的と騒がれたわけで、本来なら、フルキーボードモードをオフにして、テンキーモードオンリーという選択もあるはずなのだが、なぜか、そうする人はあまり多くないようだ(習得の手間という問題もあるのかな?)。

この件については、ちょっと心にひっかかることがあり、個人的にずいぶんと考えていたのだが、最近は、あの花びらに開くテンキーモードは動作にどこか無理があるんじゃないかと思い始めている。確かに、フリックの1動作で五十音のすべてを打ち分けられるという発想は画期的かもしれない。また、従来のケータイのように、"お"と入力するのに"1"キーを5回連打する、いわゆるサル打ちに対するアンチテーゼにもなっている。しかし、だからといって、それが、今後のiPhoneの日本語入力の定番になるとはどうしても思えないのだ。

確かに、QWERTY入力できない人やほかのケータイから移って来た人にとっては、テンキーモードはあったほうが便利かもしれない。しかし、そこからさらにフリック入力に移行するには、より入力を速くしたいという強い動機付けが必要だ。サル打ちよりはフリック入力のほうが速いだろうが、テンキーモード(フリック入力)とフルキーボードモードを比べてみると、前者は片手入力、後者は両手入力。つまり、フリックで"ふ"と入力するのと、両手で"f" "u"として"ふ"を入力するのに、それほど大きな差は生じない。それよりも、フリックで"ふ"と入力するとき、指をどの方向に動かすか考えなければならないのが、個人的にはかなり負担だ。

単純に僕のフリックの習得レベルが低いだけかもしれないが、決まったキーの組み合わせをタッチすればいいフルキーボードモードに対して、常に指を上下左右に動かさなければならないフリック入力は、どうも入力時の思考を妨げている気がしてならない(脳への負担が大きいというか)。サル打ちやQWERTY入力で入力速度をアップするには、短時間により多くのキーを打てばいいだけが、フリック入力の場合は、より高速に指を上下左右にスライドさせる必要がある。この件については、自分でもまだ判断がつきかねており、この説明自体、説得力が弱いと思う。でも、どうもここに問題があるように思えてならないのだ。

ところで、話は少し変わって、iPhone 3Gの日本語入力がもたつくもう一つの問題は、GoogleマップやSafariで検索をするとき、内蔵のアドレスブックや過去の検索履歴を先読みする点だろう。例えば、Googleマップで近所のヤマダ電機を検索しようとして、"やまだ"と入力すると、アドレスブックにある複数の"山田"さんを候補に挙げてくる。僕のアドレスブックは400件以上入っているが、こうなると、Googleマップでの日本語入力のもたつきは半端じゃない。それなら、先読みしないほうがずっといい。ちなみに、これはSafariでも同様で、一文字入れるたびに、Safariは過去の検索履歴を読みに行く。

英語モードは、変換不要で、オートコレクトも働く。先読みしても、入力はもたつかない。たったこれだけのことで、iPhoneの快適さは大きく異なるはずだが、果たして、日本語モードのiPhoneは今後、どこまで改善されるのだろうか?

iPhone 3G レビューその3 メール設定の決定打はあるか?

iPhoneを使い始めて、苦労するのがメールの設定だろう。
この件はさまざまなブログやニュースサイト(本田雅一の「週刊モバイル通信」やぷーるさんのむぅもぉ.jpiPhone 3G Wikiに詳しい)で取り上げられているが、今のところ、ベストの使い方はないようだ。

何が問題かというと、まずは着信の通知の方法。
下の表にあるとおり、メールが着いたとき、それを音&バイブで知らせ、かつ画面に着信メッセージが表示されるサービスはないのだ。音&バイブなら何かの作業中でもメールの着信がわかる。また、席を離れていて、この着信音を聞き逃した場合、着信メッセージの表示がないと、いちいちiPhoneのホーム画面まで戻り、メールアイコンのメール件数を確認する必要がある。つまり、音、バイブ、メッセージ表示の3つはより素早くメール着信を知るための必須要素というわけだ(今の携帯電話ではあたりまえすぎることなのだが……)。


そして、もう一つの問題は、i.softbankにしろ、MobileMeにしろ、GMailにしろ、Yahoo!Mailにしろ、別の返信先アドレスでメールを送れないという点だ。
GMailのフィルタリングは優秀なので、仕事のメールをGMailに転送しているという人は少なくないと思うが、この場合、iPhoneのGMailで受信した仕事メールに返信をすると、相手には自分のGMailアドレスで届いてしまうのだ。パソコン上のGMailはWEBメールなので、この場合は返信先アドレスを自由に選択できるのだが、iPhoneの場合、そうした融通はきかないのである。

ちなみに、僕が望むベストの環境は、やはり、GMailでの受信だ。GMailならフィルタリングが優れているし、IMAP対応のため、パソコンとiPhoneで同期を意識することなく、同じメール環境を維持できる。で、その上で、音、バイブ、メッセージでの着信通知ができ、さらに自由な返信先アドレスからメールを送信できれば、とりあえず文句はない。

音、バイブ、メッセージについては、MobileMeとi.softbankにもメールを転送することで解決できる。さらに、返信先アドレスの問題についても、もし、仕事用のメールアドレスがPOPなら(社外利用が可能であることが前提だが)、そのメールアドレスもiPhoneに追加すればいい。そうすれば、メールを返信(新規の場合も)するときに仕事用のメールアドレスを選択することができるようになる。

さぁ、ではこれで一見落着なのだろうか?
残念ながら、これだと、GMail、MobileMe、i.softbank、さらに仕事用のメールと、なんと4つものメールをiPhoneに追加することになり、今度はメールアイコンに表示される受信メールの数が半端じゃなくなってしまい、これらのメールをすべてを既読にするという作業が増えてしまう。

実は、ここ数日、この件で非常に頭を悩ませていたのだが、現時点での解決策はこうだ。
(1)まず、iPhoneの基本となるメールとして、GMailを設定する。
(2)音とバイブでの着信通知をさせるために、MobileMeを、メッセージでの着信通知をさせるためにi.softbankを設定する。
(3)上記設定が済んだら、仕事用、プライベート用のメールはすべてGMailとMobileMeの両方に転送されるよう設定する(たいていのメールサービスは2ヵ所までメールを転送できると思う)。これで、着信通知は完璧。
(4)続いて、仕事用のメールを設定する(ホーム→設定→メール/連絡先/カレンダー→アカウントを追加→その他)。で、ここからが裏技なのだが、このとき、「受信メールサーバ」の欄はすべて空欄、「送信メールサーバ」のSMTPでは、smtp.gmail.comを選択すること。これによって、このアカウントは送信専用のアカウントとなり、ここにはメールが受信されなくなる。また、SMTPをsmtp.gmail.comにすることで、iPhoneから送信したメールもGMailに残るようになる。
(5)さらに、i.softbankのメールをオフ(ホーム→設定→メール/連絡先/カレンダー→i.softbankを選択)にする。実はこれも裏技なのだが、i.softbankのメールはオフにしていても、着信メッセージだけはiPhoneに表示されるのだ。

と、以上が、僕の現在のiPhoneの設定だ。これで、音、バイブ、メッセージでの着信が通知され、(4)によって、仕事用アドレスからの送信も可能(メール作成画面でいちいち選択する必要はあるが)。また、仕事用メールとi.softbankのメールにはメールが受信されないため、メールを未読にするという作業から解放される。唯一の問題は、GMailとMobileMeに同じメールが溜まってしまうことだが、日中はパソコンでGMailを使っているため、パソコン側で既読にすれば、iPhoneのGMailも既読になる。つまり、黙っていても、iPhoneのGMailについては、ほとんどメンテナンスフリーというわけだ。

そんなわけで、出歩いているときは、基本、MobileMeでメールをチェック&既読処理。GMailも時間があれば、既読処理。これで、ベストとはいえないまでもベターな環境が整ったといえる。願わくば、GMailでiPhoneへの着信通知がされるようになるといいのだが、これって難しいのだろうか? Yahoo.comでは可能なんだけどね……。

iPhone 3G レビューその2 アクセサリーはどうする?

iPhone 3Gを手に入れて、1週間が過ぎた。

もたつく日本語入力、よく落ちるSafari、いまだ不安定なMobile Meなど、いろいろと不満はあるけれど、まぁ、これらは時間が解決してくれるだろう。しかし、iPhone 3Gのハード的な問題はそうはいかない。ハード的な問題とは、十分とはいえないバッテリー寿命、不慮の事故によるボディ&液晶の損傷である。バッテリーが0%になればiPhoneは使えなくなるし、同様にボディに損傷が生じれば、やはりiPhoneは使えなくなる。というわけで、とりあえず、今は下記のアクセサリーでそうした心配をカバーしている。

(1)外出時の緊急充電用バッテリー
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用リチウムイオン電池使用) KBC-L3S KBC-L3S
SANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用リチウムイオン電池使用) KBC-L3S KBC-L3S

(2)液晶保護シート
iPhone 3G専用液晶保護シート『Crystal Shield for iPhone 3G』(透明度が高い光沢タイプ)
iPhone 3G専用液晶保護シート『Crystal Shield for iPhone 3G』(透明度が高い光沢タイプ)

(3)ボディ保護用シリコンカバー

シリコンケース iPhone 3G


(1)は定番ともいえるモバイルバッテリー。iPhoneのバッテリー寿命を延ばすための方法はアップルのサイトにもすでに日本語で掲載されているし、前回の記事で書いた対策もしたので、購入時に比べると、かなりバッテリー寿命が延びたように感じる。でも、使い方しだいではiPhone 3Gのバッテリーは1日もたないことがある。そんなときに使うのが、コイツだ。iPhone 3Gのバッテリー容量は1150mAH。一方、KBC-L3Sは2500mAH。つまり、iPhone 3Gを約2回ぶん充電できる計算だ。

(2)と(3)については、まぁ特筆すべきこともないが、液晶保護シートは、iPhone 3Gの液晶画面より一回り小さいのが玉に瑕(きれいに貼りやすい点はメリット)。そして、シリコンカバーは写真にあるように、背面の滑り止め加工のパターンは好みが分かれそう(僕は最初みたとき、オェッって思った)。それと、細い糸くず(我が家ではサイゾーの毛)がくっつきやすく、それが目立つ。まぁ、これらはつなぎで、今後もっといろんな製品が出てくるだろうから、それを待ちたいと思う。

本当は、保護カバーもシリコンカバーない状態で使うのが、最も美しいとは思うけれど、やはりいざというときの修理代金を考えると躊躇してしまう。例えば、ソフトバンクに「iPhone 3Gご契約に際しての注意事項」には次のようなことが書かれている。

ソフトバンクモバイルが提供する保証サービスはありません。
保証サービスはAppleが提供する標準保証(無料)とAppleCare Protection Plan(有料)があります。いずれの保証においても、故障状況によりお客さま負担が発生します。

・重度の故障(全損、複数の打痕、水濡れ等)は、保証期間に関わらず、お客さま全額負担(8GB/約5万円、16GB/約6万円)
・軽度の故障(軽微な傷・打痕)は、保証期間に関わらず、一部お客さま負担(8GB/約2万円、16GB/約3万円)
・過失なし(電池の自然劣化、初期不良等)は、無償で新品交換(修理ではありません)
・AppleCare Protection Planへの加入の際は、「APP登録証」を後日郵送いたしますので大切に保管してください。

つまり、地面にポロリと落として、液晶にすり傷が1本入れば3万円、2本以上入れば6万円の修理代がかかるというわけ(16GBの場合)。これはAppleCare(7800円)に入っていても同様で、そのため、ユーザーの中には「いったい、何のための保証なのか?」という声もけっこうあるようだ。僕もそう思わないではないが(というか、それくらい保証してくれるとうれしい)、たぶん、標準保証や、それが1年延長されるというAppleCareは、「スピーカーから音が出ない」「ヘッドホンジャックの接点がおかしい」「スリープボタンやホームボタンが効かない」「Dockコネクタが不良」「iPhoneがまったく起動しない」といったときに有効なのだと思う。ところが、液晶の傷は、落としたりしないかぎり付くものではないから、それはユーザーの責任で有償というなのだろう。

では、背面への傷はどうなるか? もちろん、どうしてもその傷が嫌だということなら、6万円払うことになりそうだが、表面的な傷なら動作には問題はないはずだし、ほとんどの人がその傷のために6万円払ったりはしないだろう。それに、AppleCareに加入していれば(僕は加入済み)、「保証期間の2年目に、バッテリー容量が当初の50%以下にまで落ちていたら、アップルはバッテリーを無償交換」してくれるし、この場合、たぶん本体ごとの交換となるから、背面に少々傷のついたiPhoneなら、新品同様で戻ってくるかもしれない(iPodの場合、新品で戻ってきたというブログ記事をよくみかける)。

というわけで、我々iPhoneユーザーが注意すべきは、液晶の傷。僕は、フリップ式の液晶カバー付きジャケットで使い勝手のいいものが出たらそれを購入しようと思っている。そして、背面についは傷OKというスタンスで行こうかと思う。もちろん、AppleCareの切れる2年間のあいだに、バッテリー交換を1度は申し込むこと。そして、もし、バッテリー交換が必要と判断されれば、iPhoneはまっさらの新品に生まれ変わるかもしれない。

iPhone 3G レビューその1 導入&バッテリーのもち

7/11 15:30、ついにiPhone 3Gをゲットした。


当初はアクティベーションまですべて店頭でやってくれるという話だったが、急遽、予定変更になったようで、結局、電話機としての開通作業はすべて自分でやることになった。
手順としては、まず、店頭で渡されたUSIMカードをiPhoneに挿入。次に、MacにインストールされれているiTunesを7.7にバージョンアップ。そして、iPhoneをMacに接続すると、めでたくロックが解除され、iPhoneのフル機能が使えるようになる。僕の場合、この最初の接続で、Mac側にある音楽、ビデオ、カレンダー、アドレス帳などなどの情報も同期されたため、実際に電話として使えるようになるまでは、けっこう時間がかかった。まぁ、すぐにアドレス帳が使えるようになるのは、とても便利だけれど、こうしたアクティベーションの手順は、パソコンを使い慣れていないと、かなり敷居が高いのではなかろうか。また、プラスチックの板からUSIMカードをポキッと取り外す作業もちょっと怖かった。

まずは、これで電話機としては使えるようになるのだが、続いてしなければならないのが、メールの設定だ。iPhoneを契約すると、*****@i.softbank.jpというEメールアドレスが使えるようになる。ただし、当初割り振られるこのEメールアドレス(*****の部分)とパスワードは英数字がランダムに並んでいるものなので、まずはこれを使いやすいものに変更しなければならない。実は、iPhoneに内蔵されているSafariのブックマークには、購入時にMy Softbankへのリンクが登録されており、ここから直接、Eメール設定の画面に飛べるのだが、当初はちゃんとした情報がなく、いったいどうしたらいいか、よくわからなかった(今は、ソフトバンクモバイルのiPhoneのサイトに詳細な情報がある)。
説明書がなくても使えるというのが、iPhoneの一つのアピールポイントになっていると思うが、アクティベーションやEメール設定については、販売店でのしっかりとした説明が必要だと思う。

さて、iPhoneについては、特にメール回りについて、最も正しい使い方を今後追求していきたいと思っているが、いかんせん、MobileMeがまだきちんと動作していないので、メールの運用については、もう少し様子見だ。そこで、今回は、iPhoneの感度とバッテリーのもちについて、気がついたことを書いておきたい。

実は、iPhoneを数日使って、あまりの電波感度の悪さ、あまりのバッテリーのもちの悪さに愕然としていたのだ。その状況というのは、まず「ふだん使っている都営地下鉄でほとんど3Gの電波が入らない」「地下鉄を降りて地上に出てしばらくの間は3Gの電波は捕獲できない」「家を出て、会社に行き、帰宅の電車の中でバッテリーが10%になる」「高層ビルでも電波は入らない」などなど。使おうと思っても、「パケット通信ができません」と表示され、正直、これならiPod touchでよかったかも……と思った瞬間もある。


ちなみに、このときの設定は、Bluetoohオフ、無線LANオン、フェッチ15分間隔。自宅では無線LAN環境だし、地下鉄ではホットスポットを利用しているので、なんの疑問もなく無線LANをオンにしていたのだが、実はiPhoneの電波の感度の悪さやバッテリーのもちが悪さは、3Gと無線LANの切り替えが原因だということに、昨日突然、気がついた。
知っている人もいると思うが、iPhoneは3Gの電波と無線LANの電波をキャッチし、より効率的な通信方法を優先しようとする。つまり、ほとんどの場合、ネット接続は無線LANが優先される。ところが、日本の多くの公衆無線LANは電波をキャッチしただけでは使えず(ホットスポットはもちろんそう)、ウエブサイトでIDとパスワードを入力して、初めて使用可能になる。どうやら、電波はあってもアクセスできないというところに問題が潜んでいたようだ。
具体的には、例えば、僕が地下鉄の駅に入ったとき、iPhoneは3Gの電波とともに、無線LANの電波もキャッチする。そして、この時点で3Gをオフにしてしまうのではなかろうか(電話はできても、パケット通信はできないという状態になる)。そして、結果、iPhoneで即座にネットには接続できないという状態が起こる。

もちろん、ここで公衆無線LANにログインするなりすればいいのだろうが、そんなことをしているうちに、地下鉄は走り出し、無線LANの電波がキャッチできなくなる。そして、iPhoneはこの時点で、3Gに切り替えるようなのだが、今度は地下鉄の駅と駅の間なので、当然、3Gの電波もキャッチできず、駅間で、「パケット通信ができません」との表示が出るというわけ。こんなことが繰り返され、結局、ネット接続できないまま、駅を降りるハメになるのだが、地上に出てもiPhoneは無線LANの電波をキャッチ。特に、僕の降りる駅は山手線の中なので、livedoor wirelessの電波を拾いまくる。つまり、ここでも3Gはオフになり、無線LANを優先しようとする。

書いていてもイライラしてきたが、要するに、無線LANがあふれている地域では、無線LANは基本オフにしておかなければならないということだ。そして、この設定にしてから、3Gが地下鉄でも、地上に出ても、素早くキャッチできるようになった。また、バッテリーのもちも飛躍的といっていいほど、伸びた。どうやら、頻繁にキャッチする無線LANの電波と3Gとの切り替えで、かなりバッテリーを消費していたようだ。それと15分間隔のフェッチもよくなかったかもしれない。

というわけで、購入当初はかなりイライラさせられた3G電波の入りにくさとバッテリーのもちの悪さは、無線LANをオフにすることで見事に解消されたのであった。

結局、並んでいる私。

iPhoneの予約をお願いしているケータイショップが1軒あったが、昨日の午後に「金曜日は8GBしか入らない」との連絡あり。ほかにも連絡待ちのショップがあったが、いっこうに連絡がないので、残された選択肢は並んで買うか、次回の入荷を待つかのどっちかしかない。いい加減待ち疲れたというのもあるし、iPod touchのファームウェアもアップされるので、しばらくはそれで我慢しようかなぁという気にもなっていたのだが、昨夜早くに寝たら、なんと3時前に目が覚めた。

「うーむ、こりゃ出撃するしかないナ」
というわけで、身支度開始。問題はどこ行くかだ。ここまで来たら、比較的大きな店で、なるべく近いところ。できれば、始発が動き出す前に着けるがベスト。最後まで、池袋のビックカメラか、上野のヨドバシカメラかで悩んだが、より近い池袋ビックをセレクト。シャワーを浴びて、コンビニでおにぎりを買って、タクシーで乗り付けた。着いた時刻は4時。すでに20数人が並んでいる。ソフトバンクモバイル表参道は1500人で打ち止めになったというから、かわいいものだ。整理券が何時から配られるかわからないが、とりあえず、iPhoneゲットのための長く楽しい待ち時間が始まった。

〜〜4時間後〜〜

と、並んでいる最中に書いたのが、上の文章。実は、その後、6時過ぎにはビックカメラの店員さんが出てきて、列の整理。なんと、7時には契約の説明、機種タイプの確認を始めた。で、7時半には僕の番が終了。8時には家に帰ってきた。サーバートラブルがなければ、13〜14時の間に晴れて、iPhoneを手にできる!
それにしても、長い長い1ヵ月だったなぁ。

iPhoneの描く未来とは?

日本のケータイ産業はガラパゴスであり、アップルは鎖国を打ち破る黒船だ。日本で発売されるiPhoneはそんな論調で語られることが多い。でも、iPhoneが描く未来は、そんな生易しいものではないだろう。

iPhoneを理解するための最大のポイントは、バージョンアップ可能なOSが採用されている点にある。つまり、ユーザーはバージョンアップによって常に最新のOS、最新の機能を利用できる。しかも、ハードボタンに依存しないタッチパネルインタフェースのため、ハードウェアがソフトウェアを制限するといったことも起こいりにくい。もちろん、将来はCPUの高速化やメモリーの大容量化、ディスプレイの高精細化、通信規格の拡張などにより、動作そのものは今以上に快適になっていくだろうが、20年経ってもパソコンがマウスとキーボードで操作されているように、iPhoneはiPhoneのままであり続けるのではないだろうか? もちろん、明日発売されるiPhoneがそのまま10年後にも使えるとは思わないが、2〜3年先くらいまでなら、OSのバージョンアップに堪えられるかもしれない。つまり、近々iPhoneを手に入れるであろう我々は、3年後も最新のiPhoneの世界を体験できるというわけだ。

一方、日本の携帯電話会社は端末の買い替え、新たなユーザーの獲得を促進するために、定期的に新サービスを投入してきた。そして、そのサービスを利用するためには、最新の端末を手に入れ、場合によっては月額使用料を支払わなければならない。メールや写メール、iモード、着メロ・着うたなどが電話するだけだった携帯電話を発展させてきたのは事実だが、最近はさすがにそれも頭打ちになってきたようで、今年のケータイの国内出荷台数は4ヶ月連続で前年比割れ。いくら新サービスを提供しようと、それに対応した端末が普及しなければ、そのサービスが広がるわけはない。どうやら、携帯電話にハード的な機能を詰め込むという進化のさせ方はもはや限界にきているようだ。

では、翻ってiPhoneはどうか? iPhoneはSafariによって優れたネット接続機能を実現しているが、加えてiTunes Storeで、音楽、ビデオ、オーディオブックなどを購入可能。さらに、アップルは同サイトでゲームやアプリケーションまで売り出す。アプリケーションではコミックビューアーも開発中だから、今後はiTunes Storeでコミックが買えるようになるかもしれない。つまり、iPhoneはすでにあるパソコンとインターネットという最もコモディティなしくみを使うことで、日本の携帯電話会社が何年もかかって進歩させてきたビジネスモデルにいとも簡単に追いついたというわけだ。

でも、僕にはそれすら序章にしか見えない。前述したようにiPhoneはOSで進化する。つまり、ハードに頼る要素が非常に少ないため、ハードとしての寿命が長い。また、ブランド力があるため、一度iPhoneを手にしたユーザーは次の買い替えでもiPhoneを買うはずだ。特に、今回はApp Storeという秘密兵器があるため、iPhoneは我々が想像もしないような進化を遂げる可能性だってある。例えば、ATOK for iPhoneで日本語入力は画期的に便利になるかもしれないし、絵文字コンバーターで絵文字のやり取りもできるようになるかもしれない。また、カメラに動画撮影機能を追加することもできる。また、さまざまな企業が自社のサービスに対応したアプリを出せば、モバイルバンキングも株取引も手軽にできるようになるし、ゲームのメジャータイトルがiPhoneで遊べるようになるかもしれない。要するに、この20年で起こったパソコンの進化、この10年で起こったケータイの進化を、iPhoneはこれからの1年か2年でやってのけようというわけだ。

普通のケータイは同じメーカーのものを買い続けても何も変わらないが、iPhoneは違う。iPhoneを使うユーザーが増えれば、iPhoneの進化はさらに早まり、より多くの企業が独自のアプリ、独自のサービスを提供し始める。こうなれば、もう誰もそれを止めることはできなくなる。iPodの爆発的な普及を人はiPodショックというが、今度はiPhoneショックが起きようとしている。
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